『私は絶対悪くない!』怒りすぎ育児の結果か、自分の非を異常に回避する人間に育った母【育児をしくじられて大人になった結果⑧】 by ふくふく
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こんにちは!ふくふくです!
前回は、私が一人暮らしを始めた時に、散々当たり続けてきた祖母がどんな反応だったのかというお話を書かせていただきました。
【祖母に一番長く育てられた母は……】
祖母の第一子である私の母は、一番長く祖母と時間を共にしてきた人間です。
20歳で結婚するまで実家に住み、離婚して出戻り。
私が物心ついた後の母しかもちろん知りませんが、母もまた、祖母に怒鳴られながら育った影響なのではないかと疑いたくなる一面があります。
それは……
自分に非がある状態を異常に回避する。
人間、自分が悪かったという立場になる事は必ずあると思うんです。
その時は「ごめんなさい」をして、改めたり挽回したりを繰り返す。
そうやって成長するし、歳をとってもまた何度だって起こりうる事。
しかし母は、異常なまでに自分が悪い立場になる事から逃れようとするのです……。
【悪者を他に仕立て上げようとする】
母は一見「飄々とした人」のように見えます。
いつもヘラヘラとしていて、母に怒られた記憶はほとんどありません。
だからか、子供時代は私を甘やかすだけの存在に見えた母が大好きでした。
そんな母が私を叱る時は、決まってこう言いました。
『ばあちゃんに怒られるよ!』
どんな内容だとしても、とにかくこれを言われました。
子供の頃は気にした事もなかったですが、とてもズルい言い方ですよね。
思考停止したまま、自分は悪者にならずに、分かりやすく子供にいけない事をとりあえずやめさせられる魔法の言葉。
それは今も変わらず、孫である私の子供達にも
『ママに怒られるよ!』
としょっちゅう言います……。
何度もやめてと言ってますが、人生60年以上もそれで生きてきた人間がそう簡単に変われる訳もなく……。
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