大学卒業後、就職せず結婚することに。それを後ろめたく感じていたけれど…【中学受験をした話⑭】 by ぴなぱ
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こんにちは!中学受験をしたお話の続きです。
◆今までのお話
中学受験の話とは少しずれますが、ことあるごとに進路について悩んでいた私が、結局なんで今の道に行き着いたのかというきっかけになったお話を少し。
大学4年生になり、周りは就活モードに。私もいよいよ自分の進路を選ばなくてはいけなくなりましたが、それがどうにも決められずにいました。
美大とはいえ私の通っていた学科は工芸系だったので、パソコンも使えなければデザインや設計などができるわけでもありません。
でも美大に来る求人はそういう類のものがほとんど。できると思える仕事もなかったし、そんな自分が受かる気もしませんでした。
さらに当時付き合っていた今の旦那と、近い将来結婚することも前提としてあったので…
結婚して、転勤にもついていくことを考えると、なおのこと足が止まってしまいました。
旦那はすでに社会人で生活の基盤もできていたため、どうしても働きたいというわけでないなら就職しなくても構わないと言ってくれていました。いずれ子どもも欲しいし、そうなったらできるだけ家にいてほしいとも。
それに甘え、結局就活はせず、卒業後は旦那と結婚を前提とした同棲をすることにしました。
前回書いたように、私はその頃自分がすごい世間知らずだったと思い知っていました。にも関わらず、結局社会に出ることもなく家庭に入ろうとしている。
旦那との結婚はもちろん自分で望んだことですが、こんなに長く学校に通わせてもらっておきながら何者にもなれないまま家庭におさまろうとしていることを、後ろめたく思う部分も自分の中にありました。
そんな大学生活も終わりかけの頃、学科の教授と講師の先生を交えて雑談をする機会がありました。
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