子連れ再婚をした後の妊娠…妊婦の不安には何がある?
漫画:ネコおやじさん
子連れ再婚後、再婚相手との子供を妊娠!とても嬉しいことなのに何となく喜ぶ気持ちになれない…そんな妊婦さんは多いようです。
なぜ幸せなはずの妊婦さんが憂鬱で不安な気持ちになるんでしょうか?
不安を解消するにはどんな方法があるんでしょうか?
貴重な妊婦期間を楽しむためにひとつでも不安を解消するためにはどんな方法があるんでしょうか?今回はその方法を紹介したいと思います。
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子連れ再婚後の妊娠に不安
子連れ再婚後、連れ子と今の旦那さんの関係はやっと良好になってきて幸せな家庭を築いていた頃に新しい命を授かり、とても不安を感じる妊婦さんが多くいます。
旦那さんも子供のことを大切に可愛がってくれているのにどうして不安に感じるんでしょうか?
連れ子と実子の差
一番多くインターネットでの相談に寄せられているのは「連れ子」と「実子」の差のようです。
連れ子には一人の人としてしっかりと教育したり、甘やかすことをしてくれていた旦那が、妊娠したとたんお腹の子の心配ばかりをしている気がする…と感じる女性は多いようです。
もしかすると連れ子だからという理由ではなく、大切な新しい命を大切にしているだけかもしれません。しかしどうしても連れ子と実子の差は大きいと感じてしまう人は多いです。そして産む産まないの話しになったり喧嘩も多くなったり…
しまいには子供を諦める選択肢や離婚という選択肢も上がってきてしまう場合もあります。
子供の動揺
連れ子は今まで、本当のパパがいなくなる寂しさ、慣れない新しい環境、新しいパパに慣れる努力をしています。そんな連れ子が新しく生まれる子供を喜んで受け入れる場合もあれば、否定的になってしまう場合もあります。
環境の変化についていけない事はもちろん、自分は新しいパパの本当の子供ではないということを理解している連れ子の場合、生まれる子供がパパとママの子供であることに不安を感じることがあるようです。妊娠をきっかけに今までの良好な関係が悪い方向に進む可能性もあるので問題は大きいです。
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どう解決していくといい?
妊婦の不安を取り除き健康な子供の誕生を待ちわびる環境にするためにはどうしたらいいんでしょうか?
順番をつけない
子供を授かったことで無意識に旦那の中の優先順位がお腹の中の子供になってしまう可能性は高いです。
そんな気持ちを察した子供が新しい命に焼きもちを妬いて「パパは僕の事何番目に好き?」と聞いてくることも多いようです。これは連れ子、実子だけに関わらず本当の兄弟姉妹間でも起こりうることです。
「連れ子だからこんな事を聞くのでは?」と不安に感じず、自分の中の優先順位をグッとこらえて、子供に優先順位をつけるのがよくないことをしっかりと話しましょう。みんな大切な子供である、1番も2番もないんだということを説明していきましょう。
旦那さんにも、特に初婚で初めての子供だとワクワクしてしまう気持ちがあるでしょうが、そこは我慢して特に子供の前では新しい子供を待ち望む姿を見せつけるようなことをしないようにしてもらいましょう。
また、奥さんも旦那さんが「連れ子も実子も同じように大切にする」といってくれたのであれば、旦那さんの言葉を信じる努力も必要です。
子供の心のケアをしっかりと!
新しい命にお祝いしたい!という気持ちが先に出てしまうことが多くあります。再婚同士でお互いに子供がいてもその気持ちは変わらないと思います。命を授かるということは本当に嬉しく素晴らしいこと、奇跡とも言えます。
ついついそこばかりに目が行きすぎて、盛大にお祝いしてしまう事もあると思いますが、今目の前にいるわが子の事に目を向けてあげてください。
ただでさえ再婚で母親を父親に取られたと感じているところに、赤ちゃんが生まれることに両親が浮かれてしまうと今以上の悲しみに襲われてしまうこともあるでしょう。新しい命を授かることで自分の幸せを噛み締めることができるかもしれません。しかし、今は自分の幸せではなく今目の前にいる子供の幸せを考えてあげてください。
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再婚前から話し合っておく
再婚の時には今ある問題しか目に入らず、連れ子との関係ばかりを考えている場合が多くあります。しかし、もし新しい命を授かったら?ということをきちんと話し合って決めておくことも大切かもしれません。
忙しい毎日の中で、子供との時間は意識しないとなかなか作れないものでしょう。新しく子供を授かったことで、今までは連れ子の遊び相手だけでよかった旦那さんも、連れ子のお世話、実子のお世話など育児に参加する機会が増えていくと思います。
特に気になるのは子供同士の差別化、また、再婚相手は差別していないのに実子と連れ子に差別感を感じてしまう被害妄想も危険です。
実際、全員同じ親から生まれてきた子供でも年齢や性別、性格や生活環境によって育て方は大きく事なり、子供自身も「お姉ちゃんは可愛がられている」と勘違いすることは多くあります。
もちろん差別しないことは大切ですが、子供によって接し方が変わってしまうのは実子と連れ子の差別ではなく、その子供にあわせた、環境にあわせた育て方をしていかなくてはならないということを、しっかりと親同士が話し合っていくことが大切です。
再婚してからでも遅くはないですが、話し合いによって溝が生まれるケースも少なくありません。可能であれば、
・交際中に2人の子をもうけるつもりがあるのか?
・もし再婚相手がほしくないといったときに連れ子を自分の子として大切にしていけるのか?
・欲しいと思う場合には、連れ子だから優しく(厳しく)しすぎないか?
・新しい子供と同じように愛する心がけができるか
ということをしっかり話し合った上での再婚がいいでしょう。
【まとめ】
連れ子再婚の年齢が若ければ若いほど、次の子供の可能性も高くなってしまいます。そうなることで夫婦だけ、連れ子だけの問題では終わらなくなってしまいます。
子供も小さいときには純粋に兄弟が増えることに喜びを感じるかもしれませんが、中学生くらいの思春期を迎えた子供にとっては、新しい命の誕生をいやらしい、不潔と感じる場合もあり、ましてや高校卒業くらいの子供ですと、自分の子供と同じくらいの年齢になってもおかしくない場合もあります。
子連れ再婚での妊娠出産は、親だけでの問題ではありませんのでしっかり家族で話し合って、絆を深めながら計画的に進めることをおすすめします。
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