キャラ物の服を子供にあえて着せる理由 by ぴなぱ
ダサかった自分の子ども時代。娘を育ててみて気付いたことは…
母が選んだ?子供の頃のダサい恰好
自分の子どもの頃の写真を見てみると、周りがだんだんオシャレになっていくのに対して私の格好はいつもどこかダサい…。
オシャレ、ダサいの定義は当時と今でも違うし価値観にもよるとは思いますが、ここで言う私がオシャレと思っている格好は「大人っぽい」「スカート」「なんとなく洗練されている」「とりあえずキャラ物は着ない」などなど。
一方子ども時代の私はと言えば「基本キャラ物」「基本ズボン」「冬はなぜか白タイツ」と、私が思うオシャレとはかけ離れていました。
なによりどう見ても野暮ったい!
キャラ物は、確かに私の好きだったキャラクターが主でしたが、それにしたってこれを選んで着せていた母のセンスって…と思っていました。
自分が親になってみると・・・
いざ自分が子育てをしてみると、娘はキャラ物大好きで気に入った服ばかり着るし、スカートもワンピースも好きではあるけど下にズボンかタイツは必須。
しかも同じキャラ物でも、娘は特に野暮ったい雰囲気のものが好きなのです。。
私がかわいいと思っても娘が気に入って着てくれないと仕方ないので、結局娘の意向に沿うことに。
気がつけば自分の子ども時代と大差ない格好ばかりの娘を見て、
「ああ…私のときもきっとあれは母の趣味じゃなく私の意思だったんだ…」
と思い、ずっと母のセンスがないんだと思っていて申し訳なかったなと思いました。
でもその一方、これはこれで親も楽しいんだ!ということも知りました。
我が子が喜ぶ姿が一番!
子どもがいなかった時は「子どもが大人っぽい格好をしてる」というのがすごくかわいいと思っていましたが、「子どもが子どもっぽい格好してる」というのもまたかわいいものなんだなぁと。
ダサくても野暮ったくても結局は我が子が喜んで着てる姿が一番かわいいんですよね。
今では率先して、娘が喜びそうな服を選んでいます。
ただ、やはり娘の格好がオシャレとは言えないことには変わりないですし、キャラ物にしてもそろそろ周りの子も卒業、あるいはもう少し大人っぽいキャラに進んでいっているので、いつか自分の写真を見返した娘もきっと私に対して
「お母さんセンスないな…」
と思うんじゃないかなと、今からしくじりの匂いを感じています。
作者:ぴなぱさん
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