切迫早産とは?【嗚呼…難産体験記~2度目の妊娠 前置胎盤⑫】 by はみる

   

入院している皆さんにも、それぞれ抱えている症状があります。
同室の方では、双子を妊娠している多胎妊娠の方がいたり、後のお2人は切迫早産で安静入院をされていました。自分は前置胎盤なので、前置胎盤についてはいろいろとググって自然と詳しくなりましたが、この機会に「切迫早産」について勉強したいと思います!

◆「流産」と「早産」の違いについて

流産とは妊娠22週未満の出産のことを言い、早産とは22週~36週までの出産のことを言います。切迫流産、切迫早産とは読んで字のごとく、流産しかかっている、早産しかかっている状態のことをいいます。

切迫早産の方とお話ししているとよく「子宮頚(けい)管」という言葉を耳にしますが、子宮頚管とは、子宮内口と子宮外口の長さのことを言います。通常は子宮口はお産までぴったり閉じていて、平均的な長さは約4cmありますが、様々な原因で頚管長(子宮頚管の長さ)が短くなり、2cm以下になると切迫早産と診断され、安静入院が必要となります。

◆切迫早産の主な原因

1.銃毛様膜炎という感染症
2.子宮頸管無力症
3.子宮筋腫、子宮奇形等 があります。

◆切迫早産の主な症状

1.頻繁なお腹の張り
2.出血
3.前期破水

と、こちらもいろいろな症状がありますが、
原因も症状もどちらも1が多いです。
そしてその治療と予防は、ずばり安静のみ!なのです。
(安静は前置胎盤にも言えることですね)

37週以降の正産期までにお産にならないように、切迫早産と診断された場合は、安静に過ごし、張り止め剤を点滴して過ごさなければなりません。

頚管長が短い方の場合は、子宮口が開きやすく早産になりやすいので、とにかく安静に!
お腹が張りやすい方は、陣痛が誘発されこちらも早産になりやすいのです。
毎日のモニターでもお腹が張りやすいと判断されると、シャワーがお休みになったり、張り止め剤の時間当たりの点滴定量も増やされます。その分、ウテメリンの副作用(頭痛、吐き気、微熱、倦怠感等…)もひどくなるのです。

はみる「こうしてみると私が一番軽症な感じがしますが(お腹が張る頻度も一番低かった)入院中の妊婦さんの8割が切迫早産。当時、前置胎盤の妊婦は私だけでした…。(子宮外妊娠の時もそうだけど、どんだけ~…)」


⇒作者:はみるさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

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