成功するかは親次第?!子役の家族事情に驚いた!【長女お芝居を習う⑤】 by ユウコトリトリ
前回に引き続き、長女が映画にエキストラとして出演した時のお話です。
◆前回、オーディションの様子はこちら
【プロの子役ってやっぱりすごい!】
今回、主人公の弟役の子役さんと共演したわけですが、演技力、表現力がやはり素晴らしかったです。
また、当日は長時間の撮影、炎天下での待ち時間(撮影時は8月)。大人でも辛い状況でした。
暑い中リハーサルを何度も繰り返し、カメラアングルを変えて何度も何度も同じ演技をさせられて…
(映画の場合、予算の関係だったり、監督のこだわり等でカメラ一台で撮影する事があります。その場合、後の映像編集に備えて、カメラ位置やアングルを変えて「押さえ」として何パターンか撮影する事が多いです。)
テレビ用のスタジオ撮影だと、ポジションの異なる複数台のカメラで撮影するので(いわゆる「1カメ」「2カメ」「3カメ」と呼ばれるものです)、演技は一回でいいのですが、映画だと何度も同じ演技が要求される事があるんです。
結構大変ですよね。
演技力はもちろんですが、長時間の撮影に耐えうる体力、集中力、精神力も伴わないと、やっていけないなと感じました。
【子役のお母さんもすごい!】
子役さんのお母さんとも、待ち時間に少しお話ができました。
今回、3週間ほどロケ撮影があったのですが
(長女はそのうち1日のみの参加)
「子役には、親(母親)の絶対的なサポートが必須」
「親は子のマネージャー」
「子役で成功するかは親次第」
なんてよく聞く話ですが、それに加えて
「家族の理解や献身的な協力」
も必要なんですね。
いや、そもそも私が正社員で働いている時点で「絶対的なサポート」は無理なんですけど。
長女よ…すまない…。
【最近、少しずつ現実が見えてきた長女】
女優になる夢を追って、養成スクールに入った長女。
もちろんプロの世界は厳しく、夢を掴めるのは一握りの人達だけ。
案件が回ってこなかったり、オーディションも書類審査でアッサリ落ちたり…。
長女もスクールに通い始めた低学年時より、現実の厳しさが見えてきました。
また、思春期に入り、本人なりに色々コンプレックスを抱え始めているようで…
しかし、モデル並の美男美女だけじゃテレビは成り立たないのだよ!
それをバネに強く生きておくれ…
【長女はこれからどこへ向かうのか】
今はローカルな地域の養成スクールで習い事としてやっていますので、そこそこの経験は積めています。
けれどいつか広い世界に出た時に、壁にぶつかって夢を諦めようとする日が来ると思います。
今は楽しく通っていますが、いつまで続くかは長女次第です。
それでも、勉学やスポーツ等の習い事では得られない経験はとても貴重だし、この先も誇りにしてほしいものです。
今の私に出来ることは、長女が夢を追い続ける限りサポートする事だけ。
それまでは、至らぬマネージャーとして親子で頑張っていこうと思います!
◆今までのお話はこちらから
★怖いイメージの芸能養成スクール。娘の熱意に負けて入会してみたら…【長女お芝居を習う①】
★芸能養成スクールって実際どうなの? 入学してから分かったこと【長女お芝居を習う②】
★娘の初めての収録は…まさかの黒歴史?!【長女お芝居を習う③】
★突然の事態に面食らう子供たち!映画のオーディションは気が抜けない!【長女お芝居を習う④】
作者:ユウコトリトリさん
⇒ユウコトリトリさんの記事一覧はこちらから!
⇒しくじり育児エピソード大募集!
★フォローしてユウコトリトリさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。