担当医からの無情なセリフ。恐怖のラミナリア体験!【初めてのお産編②】by さやけん

   

◆前回のお話はこちら

ついに陣痛がきた!深夜病院へ向かったら…とっても恥ずかしい結果が待っていた?!【初めてのお産編①】

陣痛だと勘違いして、深夜に産婦人科に来てしまったものの、
予定日も過ぎているということもあり、

「今日は産んじゃおう!」と産婦人科医が取り出したのは
「ラミナリア」という子宮頚管を広げる棒状のものでした。

「痛い人は痛い」というそのラミナリア、
不安で胸がいっぱいではあるものの、
深夜に来てしまった申し訳なさと、元々あまり「痛い」と言えない性格上、

「全然平気です」といった表情をつくり処置室へ。

 

しかし…

ぷす。

たった一本、たった一本入れただけで、
こ、こ、こんなに痛いの!!??

あと何本入れるの!!??

これいつまで続くの!!!!????

 

人生至上最大の激痛、何本入れるのか聞いてなかった私は、
それでも「痛い」という言葉だけは発しまい。
大人なんだし、声を出して暴れるようなこともするまい。と

必死に声を殺し、心の中で悲鳴をあげてもだえ苦しんでいました。すると

「うーん、キリが悪いから、もう一本いこうか。」

は!?
キリ!?  
キリってなに!!??

無情にも思えるその台詞(心の中で言ってくださいよ!)

最後の一本の激痛に耐え抜き、
そのまま入院となったのでした…

つづく。

 

⇒作者:さやけんさん
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