穴があったら入りたい…!助産師さんに言ってしまった言葉【2人目なのに?!しくじり母乳育児②】 by あいさん
ページ: 1 2
母乳で育てるためには、「最初」が肝心ですよね。
できるだけ赤ちゃんにおっぱいを吸わせて、おっぱいに「必要だよ〜作れよ〜」って分からせること。
でも、母子別室の病院だと、赤ちゃん主導の授乳ではなく、病院が(赤ちゃんがおっぱいを欲しがっているタイミングを無視して)決めた時間に機械的に授乳することになるので、授乳室に呼ばれた時が必ずしも「赤ちゃんがお腹を空かせている」時間とは限らないんです。
実際、おにくさんはいつ行っても(前回の授乳時間に飲ませたミルクをまだ消化できておらず)寝ていたので、まったくお腹が空いていないようでした。
だから当然のことながら、その時の直母量もゼロ。寝てるからね。
でも、「生後5日目なら1回の授乳で60g」というふうに、飲ませるべき量が決められていたので、おっぱいから全く飲めなかったならミルクを60g飲ませなきゃいけない。
ミルク飲んでまたガン寝。
次の授乳時間もまた、寝てるからおっぱい飲んでくれない。
おっぱい、吸われないから分泌が増えない。
おにくさん、寝ながらでも飲める哺乳瓶にどんどん慣れていく。
生まれてすぐに楽さを知ってしまって、看護師さんに飲みづらいと言われた私の左おっぱいなんて、ますます飲めなくなる。
まさに負のループ!!
看護師さんにも突き放された(ように当時は感じてしまった)私は、ついに退院まで1gも母乳を飲ませられないまま、自宅に戻りました・・・。
この時私は、完母で育てたいという気持ちに囚われてしまって、すでにノイローゼ気味でした。
母乳じゃなくても、ミルクでも栄養的に問題ない。ミルクでも元気に育つから、母乳が出ないお母さんはそんなに自分を責めないで!
そんなお話はたくさんあると思います。
でも私の残りのお話は、
「それでも母乳で育てたい」という気持ちが捨てきれず、自分でも説明しようのない「完母へのこだわり」に縛られて過ごした1ヶ月半のお話です・・・。
⇒作者:あいさん
⇒インスタグラム ai_______n65
ページ:
1 2
★フォローしてあいさんさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。