子供の頃から続いていた『指の皮をむく癖』。今は・・【めいの妙な癖!育つ環境は癖を作る⑧】 by めい

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あえて強調しますが、【今】だからそう思えます。

子供の頃、身近な大人が常に喧嘩していた事は今でも嫌な思い出なのは確かで、笑っていて欲しかったのも事実です。
両親には貶すばかりではなく、褒める事も大切にして欲しかったと思います。

なので、私は子供の前で夫とは喧嘩を絶対にしないし、叱りもするけれど褒める時は沢山褒めるといったマイルールを死守しています。

その上で、生きていると様々な感情に振り回されてしまう時が本当に沢山あるという事を身を以て体験し、「所詮祖母も両親も、時には自分に甘く、弱く、卑怯にもなる普通の人間だった」と、ある意味卑下する事で、「それなら、私たちへの対応もそうなるか」と本当に少しずつではありますが、祖母や親に対して同情できるようになってきたのです(まだまだ心に引っかかっている部分も沢山ありますが・・・笑)。

どうしても子供にとって親(祖父母も)は全てで、完璧と思いがちです。少なくとも私の中ではそういう存在でした。
年齢が小さければ小さい程子供にとって家族は「自分の世界そのもの」だと思います。
きっとそう感じることで子供は安心し、心身ともにスクスクと育っていくのだと思います。

私の場合は、ある程度大人になっても両親は強い存在だと思い込んでいた事が、自分を苦しめていた原因の一つとなっていました。

 

【ごめんなさいの言葉】

何故私が大人になっても、祖母や両親を【完璧で強い存在】だと思い込んでいたのかというと、それは、祖母や両親から謝られた経験がほとんど無かったからだと思っています。

祖母も両親も人間なので、時には子供の前で間違える場合もあったかと思うのですが、
私達に「ごめんね」と言ってきた事はほぼ無かったと記憶しています。

子供が間違った時には「謝りなさい」と言うのに
自分が間違った時には「ごめんなさい」の言葉を掛けてこない、このちょっとした違和感が「祖母や両親は謝ってこないのだから間違えないんでしょ?だったら完璧でいてよね」と私の心が言っていたように思います。

一見見過ごしそうな小さなやりとりですが、私にはずっと気になっていた部分だったのです。

そんな私も夫から言わせると「なかなか謝らない意地っ張り」なんだそうで、夫には勿論、子供には特に気をつけて間違った時は謝っていこうと思っています。

謝りすぎるのも、それはそれで変な関係性を生みそうなので調節が難しそうではありますが…。

 

【現在は…】

ちなみに、指をいじる癖は現在ほとんど出なくなりました。

というのも、私の癖を知っている夫と結婚したことで、「最近は指綺麗だよね」とか「あれ?指が荒れてる。ストレス溜まってるのかな?」など、気軽に指の状態を話せる人が出来た為、自分でも指いじりを意識するようになったのです。

あまりにもストレスがかかると、無意識にいじろうとする時がたまにあるので、人差し指が親指をカリカリしだしたら「ストレス発散をしよう」と心掛けが出来るようになりました。

そういえば、私の母も自分の髪の毛を1本ずつ抜くといった奇妙な癖がありました。本を読んだり、テレビを見てる時に本人は無意識でやっていたと思います。祖母が認知症になり、ホームを終身利用するようになってからピタッと止まったのを見ていると、やはりストレスからくる癖だったように思います。

ちょっとした癖も、その人の内なるものを表しているという事ですね。

皆さんにもあるちょっとした癖ありませんか?
もしあるなら、何がきっかけで癖になったのか辿ってみると意外なところから始まってるのかもしれません。

ご自身の事で悩んだ際には、是非癖に着目してみてください。
意外な答えが見つかるかもしれませんね。

以上、過去最長に長いシリーズとなりました!

ご観覧頂きありがとうございました〜!

おしまい!

 

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