上の子に「1人目の不満」を聞いてみると・・【《終》少しだけ後悔している事⑪】 by あぽり
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兄としてのプライドもあるみたいで、
色んな分野で、追い抜けないレベルまで行こうと
頑張ったらしいです。
耳が痛い…(;´Д`)
親も初めて経験する事は分からないから、
1人目でその経験値を得る。
それを2人目以降に生かそうとするので、
上の時より厳しくない。
大学の話は一例だけど、
学校生活や、門限や、お小遣いなども
上の子の経験を踏まえて、下の子に生かしていたと思う。
上の子にしてみたら、頼み込んでやっと許してもらえた事を
下の子があっさりと許されているのを見ると
理不尽を感じるだろうなぁ…と思いました。
でも息子は、聞かれたから答えたけれど、
それに不満を持って生きてきたわけじゃないと
言っていました。
下に産まれたかったか?と言えば
上で良かったと思っていると。
もしも俺が弟だったら、姉や兄にこき使われる気がするし、
お兄ちゃんだから、ちょっと偉そうに出来る、
なんて言ってました。
【上の子に言わないようにしていた言葉】
そして、コメントで書かれていた事ですが、
1人目の理不尽さで多かったのが
「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」
と言われる事。
好きで1人目に産まれたわけじゃないのに、
我慢させられる事が多かった!というもの。
これは、昭和の時代には特に多くて、
あの頃って、長男長女は少し特別扱いを
されていた気がします。
親からの期待も大きかっただろうし、
下の子の面倒を見るのも当たり前に思われたりね。
私は息子に、それだけは言わないように
気を付けていました。
今は言わないように気を付けている方が
とても多かったです!
年が上だというだけで我慢させる事が多くなるのは
避けたいですよね。
【上の子から見ると下の子は…】
上の子から見ると、下の子は「甘やかされている!」
と感じる事も多く。
娘の時は、塾やバイトでも、夜遅くなると迎えに行く事が
多かったのですが、
「俺の時は一度も送迎された事はない。
女の子だから危険…という理由で、送り迎えを
してもらえる。
男だってな、送迎してもらえるならしてもらいたかったよ」
と言ってました。
うちは、異性の兄妹なので、
男女の格差もやってしまっていました。
それでも息子は、
「男で良かったし、1人目で良かったと
思っているよ」と言ってました。
あれ?
1人目が良かったと言っている娘への
何の慰めにもならない回答になってしまいました!
きっと、1人目に産まれようが、2人目に産まれようが
3人目に産まれても、それ以降でも…
不満はあるし、良い所と悪い所があるのだと思いました。
そしてこういう不満って、男の子はあまり持たないのかもしれない。
女の子が感じる事の方が多いのかな?
夫も長子なんですが、不満はあまり無いみたいです。
「弟の面倒を見なさいと言われたのが嫌だった」とは
言っていましたが、長男で良かったよと言ってました。
息子が、愛情を保証してくれたおかげ(?)で
この話は一件落着したのですが…。
それでも。
娘が小さい頃に上の子優先で、お出掛け出来なかったのは
事実なので。
もう過去には戻れないし、
私なりに精一杯やってきたので大きな後悔ではないけれど、
でも、もう少しなんとか出来たよな…と、
ほんのちょっとだけ、
少しだけ後悔している事です。
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