ひといちばい敏感な子への接し方【うちの長女は多分HSC⑭】 by とも
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【HSCの自己肯定感を育てるために大切なこと】
①共感する
うちだけかも知れませんが、眠い時によくこういう謎のぐずりをしてきます。
正直「えーー…?」とげんなりする時もありますが、なるべく話を聞いて共感し、前向きに捉えられるような受け答えをするようにしています。そうすると落ち着いてきます。
繊細な子は日々色んなことを感じ取っているので、嬉しいことや楽しいことはもちろん、些細なことで文句を言ってきたり心配事を訴えてきたりもすると思います。
その時、「何を言ってるの?」「いいから我慢しなさい」「他の子は誰も気にしてないよ」などと言って気持ちを否定すると、余計不安になりパニックになると思います。
子供が何か言ってきたら、その気持ちを否定せず、なるべく共感するようにする。そうすると子供は「分かってくれた」「受け入れてくれた」という安心感を持つことができます(子供に限らずみんなそうだと思いますが)。
まだ言葉が出ない赤ちゃんの時期でも、泣き出した時はとりあえず「どうした?」「これがいやだったの?」「そうだよね、いやだよね」と共感してあげると、まだ言葉は分からなくてもなんとなく安心するんじゃないかと思います。私はその時期そんな余裕はなくて、よく一緒にパニックになるか泣いてましたが。(おい)
もちろん親も人間なので、疲れてる時は適当な相槌だけでもいいと思うし、もっと疲れてたらスルーしてもいいと思うし、共感できなかったら「なるほど、そういう考え方もあるよね」とか言っておけばいいし、ツッコミどころ満載だったらツッコんでいいと思います。
私は疲れてる時はひたすら「そうだねー」「分かるー」「◯◯なんだねー(相手の話を繰り返す)」だけで会話しています。(おい)
②抱きしめる
子供が強い不安を感じていたり、やたらツンツン反発してきたり、パニックになっていたりする時は、(本人が嫌がらなければ)抱きしめて「大丈夫、大丈夫」「落ち着いて」と温かい言葉をかけるといいと思います。
大人でも、ストレスや疲れを抱えていると言動がトゲトゲしてしまいしがちですが、そのとき温かいタオルで足を包まれたり優しく肩を揉まれながら「おつかれですね〜」「頑張ってますね〜」と言われたら、ホッと気持ちがほぐれますよね。
温かい触れ合いと言葉には絶大なヒーリング効果があると思います。
繊細な子は特に不安や疲れを感じやすいので、なんだかやたら泣きやすいなーとか無理してそうだなーという時には、ギュッと抱きしめてあげると安堵すると思います。
私は娘がやたら反抗的な言動をしてきてイラついた時は、締め上げるぐらい強く抱きしめることにしています。(おい)
そうすると自分も癒されるし、娘も満たされてちょっと素直になるのでウィンウィンです。
続きます。
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★うちの長女は多分HSCシリーズ
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★読者から応援コメントいただきました!
私の子どももHSCで、私自身もHSPです。
この特性を扱った作品がとても少ないのでこのような作品に出会えて、とても嬉しいです。
今後の展開が楽しみです。
応援しています!!
by 大吉さん
~作者:ともさん~
インスタグラム tomo.jimimegane
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