台風が過ぎた後、迫られることとなった”決断”【4階だから大丈夫だと思っていたけれど…その日我が家は被災しました。令和元年台風19号④】 by はなうさ
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◆前回のお話
窓を開けるとそこは…想像もしていなかった世界だった【4階だから大丈夫だと思っていたけれど…その日我が家は被災しました。令和元年台風19号③】
令和元年台風19号がマンションを襲い、そして過ぎ去りました。
子どもたちがようやく眠りについた後、電気と水が止まり、我が家は静かに、そしてあっさりと被災したのでした。
旦那は玄関の外から様子を見てくると言って出て行き、そこで会ったマンションの住民の方たちと話をしたようで、マンション全体で水道電気が止まっていると判明。
普段は人見知りなのに、こういう時発揮される旦那の行動力というか情報収集力には本当感服します。
一方私はライフラインが途絶えてしまったことにまた胸が騒つき始めていました。
電球やロウソクはあるので明かりは灯せる。
水も飲料水とは別に、お風呂の浴槽や鍋、ペットボトルに補充してある。
でも、普段スイッチ一つで当たり前の様についたり出たりする電気と水が止まってしまい
また新たな不安が我が家を襲ったのでした。
外では救命ボートによる探索が続き、時たま人を呼ぶ叫び声が聞こえてきました。
駐車場にある車も頭まで水に浸かっていましたが、旦那が様子を見に行く頃には車上が少し見えてきたようで徐々に水位が下がってはきていました。
車がその状態だったので、駐輪場にある我が家の電動付き自転車ももちろん沈んでいました。
念のため、バッテリーは外していましたが、本体に水が入り込んでしまってダメになってるかも…。
MY 育児強力アイテムのベスト3に入るこの自転車が使えないなんて…。
この時点では、すぐ日常を取り戻せると思っていた私はそんなことに落ち込んでいました。
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