母親を辞めたくなるほどつらい日々を変えたのは…【完璧主義のクセが出て心が壊れた話④】 by ベス

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  【推しを頭の中に召喚してみる】

 

芸能人でも、キャラクターでも、実在する人物でもいい、

憧れて、尊敬できて、尊い存在、それが推し。

 

途方にくれそうな事態になった時、

子どもが信じられないことをやらかした時。。

その推しならこの状況で、どう対応するかな!?

と頭を切り替えて考えてみるのです。

 

するとあら不思議。

普段の自分とは全く違った対応がすんなりできました。

ちなみに私は、推しの中でもひと際人間性ができている『神木隆之介くん』を

脳内に召喚し(あっ、引かないで欲しいです)、

そのおかげで、神対応ができる日もありました。

 

こんな日もザラにあるけど

 

脳内の神木くんはいつだって優しいから見習おう

 

そのうち、架空の(アメリカの陽気なふくよかなパパン)とか、

(根っから明るいギャル哲学を持ったギャル)とか…

色々想像していました。

文章にしてみるとかなりやばいやつですが、最近よく聞くイマジナリーフレンドというものを意図的に作り出していた、というのに近いのかな?と今になって思います。

 

イマジナリーフレンドとは、空想の友人のことで、心理学や精神医学における現象です。

子どもの心を支える仲間として機能するそうです。

 

わたし…相当切羽詰まっていたんだな…笑

でも、のちに漫画をかく職業に就き

それらがキャラクター性を考える時にこんなに役立つとは

夢にも思っていなかったです。

 

ピンチの時にかっこ悪くてもなんでもなりふり構わずやったことって、意外なところで

のちの自分の役に立ったりすることはありますね。

今必死で、体力も心も瀕死で、日々をどうにか乗り越えている人も、

その日々は確実にきちんと、糧になっているはずです。

 

1人で考え込むと、視野が狭まりがちだけど…

 

想像は自由です。

 

根っから明るいギャルと陽気なアメリカンファミリーのパパン

 

 

【さいごに…】

 

わたしが1番つらかった時、希望的なアドバイスも自己啓発も

何も受け付けられませんでした。

何度も母親を辞めたくなりました。

数え切れないくらい自分を責めました。

 

その時、自分の性格や行動、言動をまず変えようとしたけれど…

つらかったです。

すぐに変わるわけもなく、『変わらなきゃ』という自己否定からのスタートなので。

 

なので、まずは気軽に脳内召喚からしてみるのもいいのではないでしょうか(笑)

まじで何言ってんのこの人?となるのも無理はないのですが、

どこかの誰かには共感してもらえるかな?という淡い期待を抱きつつ。。

 

親業をどうにか挫折せずここまで毎日を乗り越えてくるまでに実践したことのうち、

ほんの一部ですが、

紹介させていただきました。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます!

 

インスタグラムでは、自閉症児のいる家族の、特別ではない日常のエッセイ『特上の日常』を連載しています。宜しかったら覗いてみてください。https://www.instagram.com/3beth_gm

 

~第1話はこちらから~

⇒作者:ベスさん
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