子連れの友だちをホームで待っていた人物は…【香港でストーカー!?の話①】 by ムチコ
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【駅にいたのは…】
楽しいひとときもあっという間で、美人ママを駅の改札で見送る時、
「あれ?あの子…」と美人ママ。
一瞬にして彼女の表情が曇りました。
「あの子、さっき席譲ってくれた子だよね…」
目線の先を向くと、確かに同じような服の色を着ている男の子が改札付近でウロウロしながら、明らかにこちらをチラチラ見ていたのです。
こちらの視線に気が付いたのか、その男の子は慌てて改札を通り駅構内へ入っていきました。
「あの子も電車で来たのかな?」
私は呑気にそう言ったのですが
「…なんか怖いんだけど」
美人ママは瞬時にその異様な空気を感じ取っていました。
しかし次の瞬間、私も気持ちも不穏なものに変わりました。
その男の子は改札を通ったにもかかわらず、明らかにこちらを見て、そこで止まっていたのです。
「なんかやばいね…」
こちらが怯えた様子を感じ取ったのか、その男の子はしばらくしてホームへ降りていきました。
「どうしよう電車乗るの怖いんだけど」
「もう少し時間ずらそうか?」
「でも待ってたらどうしよう?」
しばらくそんなことを話しながら時間が経つのを待ちました。
香港の電車は5分おきにくるし、そろそろ電車に乗ってどこかに行っただろうし、通勤ラッシュは避けたいよねってことで帰宅することを決めた美人ママ。
彼女がホームへ降りるのを確認してから私も帰路につきました。
久々に楽しかった一日を振り返りながらベビーカーを押して歩いてると、ピロンとLINEが入りました。
それは、別れたばかりの美人ママからでした。
「どうしよう、あの男の子、まだホームにいる…」
つづく
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。