生命保険の謎が解けるきっかけとなった『ある出来事』【三姉妹の中で私だけ生命保険にかけられていた話③】 by はなうさ
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◆今までのお話
高校生だったある日、三人姉妹の中で唯一私だけ生命保険にかけられているという事実を知った私でしたが、理由を濁されたまま大人になり、月日は流れ結婚したある日のこと。
入院しました。
そしてこの入院がきっかけとなり、生命保険の謎が解けていくのでした。
【入院した理由】
結婚して数年、そろそろ子どもをと考えていた私たちでしたが中々子どもを授かりませんでした。
そうこうして1年が過ぎ、2年が過ぎた頃私の体調が次第におかしくなってきます。
「ああ、これが三十代になるということか」
と、当時の私は思ってました。
よく聞く「曲がり角」に立ったんだと。
思っていたよりも直角だなと。
毎日とにかくイヤなくらい体の衰えを感じる日々でした。
階段が辛くなり、歩くのが辛くなり、立っているのが辛くなりました。
これはおかしい。
そう思い、別の病院にかかると…
【子宮筋腫】が見つかりました。
数ヶ月前に検査した時はなかったので、数ヶ月で急成長したものと思われます。
そりゃ曲がり角も直角になるわ。
この筋腫が原因で、この頃の生理は大量出血をしていて、それこそ数ヶ月かけてゆっくりゆっくりと私の体内の血は減っていっていたのです。
その筋腫が腐敗しかけてすでに自ら外に出ようとしていると説明された時、人間の体ってすごいなと回らない頭でボンヤリ思ったりしました。
MRI検査の予約を最短の2日後に入れてもらい一旦は帰宅。
しかし、2日後旦那に付き添ってもらい病院に向かう途中で力尽きた私は救急車で運ばれ、そのまま入院となってしまったのです。
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