我が子と離れたことで変わった育児観。育児って、なんだろう【長女と離れた日々のこと⑤】 by ぴなぱ
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私がいなくても、娘はちゃんと生きていました。当然です。それだけじゃなく、実家や保育園でいろんなことを教わり、私がいなくてもちゃんと育って、笑っていました。
ずっと『私が』娘を生かし育てていると思っていたけど、私がしていたのはあくまで娘が生きるためのサポートに過ぎなくて、誰かのサポートさえあれば娘は自分の力で生きて育っていけるんだな。もちろん子どもにとって親は特別な存在だけど、親が絶対ということはない。
我が子とはいえ自分でない人間の、命も心も全部自分次第だなんて、考えてみればなんて驕った考え方だったんだろう。
…うまく言えないんですが、そんな風に思いました。
「育児はひとりの人間を作り上げること」
そんな風に思っていたし、それも大きな意味で捉えれば間違いではないのかもしれないけど、私が娘と離れて気付いたのは
「育児はひとりの人間が出来上がっていく様子を、側で見守ること」
なのかもしれないということ。
だから離れていたら、育児はできない。私がいなくても娘は育つけど、側で見守ることは近くにいないとできないんです。
入院したことがよかったとは全く思いませんが、あの時のことがきっかけでこうして育児に対する意識が変わった…というかそれまでの自分の育児観がぶっ壊されたのは、その後の自分のためにも、そして娘のためにも、よかったのかもしれないと思っています。
続きます。
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