大学に行くのやめる?スマホ依存で決断。そして心が軽くなり…【スマホと迷走した進路⑨】 by 林山キネマ
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【進学をあきらめたときの心境は…】
大学受験をする子供の保護者ってけっこう精神的不安が強いものです。
日々の息子の行動をチェックしたり、成績を心配する必要がなくなりました。
特に軽くなったと感じたのは経済的な不安。
私立大学の費用なら600万~800万円を今までの貯えや稼ぎの中から払わなくてはいけません。
特別裕福でもなく、親の援助もなく、土地を買い家を建てローンを払ってきた当家にはそれなりの高額です。大学に通わせることは可能ですが、本人がやる気がないようなら躊躇する額です。
だけど、就職してくれるのならその心配もなくなり…
学費のための貯金を自由に使っていいことになる!
遠くへ旅行に行きたかった!20年住んでる家の内装も直したい、新しい家具に変えられたら…
まだ何も行動してなかったのですが、想像するだけでどんどん気分が浮き立っていきました。
進路を変えることを決めたその日のうちに…
さっそく息子に進路変更について、先生にお願いするように頼みました。
普通はいちいち「相談した?」「変更すること報告した?」と聞かない気もします。
でもそこがうちの息子、サボったり忘れてたりってことがあるのできちんと確認!
先生は何の問題もないように言っているし、「成績も普通に合格できる」ということで安心しました。
今思い出しても「この時」が、ここ何年かのなかで一番おだやかで楽しい期間だったと思います。
夏休みに入り、試験のための参考書を買いに本屋に行ったり、次男と一緒に喫茶店にランチに出かけたりと毎日を楽しみました。
精神的に余裕ができたので怒ることもなく、なにしても笑ってばかりいた気がします。
でも、そのおだやかな時間はニセモノで、
過去最悪にだまされていた期間だったのです。
☆次回に続きます!
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