療育に入れない2歳の娘のために家で繰り返し続けたことは…【長女ななの発達の話⑱】 by まめすけ

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自治体の療育は、ななの状態では月1~2回の参加が限界であること、
当時住んでいた地域の民間の療育は
2歳児クラスは満員で入れないため、
だったらどうしようと考え、

自分でやるしかないという結論に。

 

まずは図書館から「発達」や「療育」と名の付く本を
片っ端から借りて読んでみましたが、難しい。

それなら、直接話を聞けるほうがわかりやすいかと
大学の公開講座や講演会に参加したところ、もっと難しい。

 

専門的なことを一から学ぶには時間が必要と感じたことと、
当時読むことが出来た書籍には、もっと上の年齢向けの療育の記述が多く
色々試してはみましたが、発達に遅れのある2歳児にはやはり難しく、
結局自治体の療育「ひよこの会」で体験したことを
家でも毎日のように繰り返しやることにしました。
(保健師さんにこのことを相談したところ、是非家でもとおすすめいただきました)

 

新聞をちぎって空に放り投げたりする「新聞びりびり」
(ななは、ちぎった新聞に埋もれるのが好きでした)

段ボールの上を平均台のように渡る「段ボール渡り」
(崩れて危なくならないように、中にはタオルをたくさん詰めました)

風船を空中に浮かせて触ろうとする「風船ポンポン」
(ななはこの時だけは口を開けて笑いました)

形を作ってみよう「粘土こねこね」
(ななは何かを作るのではなく、粘土の感触をひたすら感じてずっとこねこねしていました)

指先を使う練習「シール貼り」
(満足いくまで好きなくらい貼らせます。1袋に何百枚も入っている丸シールが便利でした)

 

当時のななには、この5つが、本人が楽しそうに出来ることでした。
筆圧が弱い特性があり、クレヨンで絵を描くことが出来なかったため、
手の感覚の体験を重ねていくタイプの療育をひたすら繰り返しました。

これらをどのようにこなしていくと、「療育」と言えるようになるのかは、
私の知識ではまだまだ足りなさ過ぎて理解は出来ていなかったかもしれませんが、

ななの様々な体験を積み重ねること、
感覚遊びを利用した体の面でも、成功体験という心の面でも、
少しでもプラスになることをと、続けていました。

 

そして、まだ発語が無いけれど、
もしかしたらななも、脳内に言葉貯金をしてくれているかもしれない。
3歳前後の放出期は、ななにも来るかもしれない。

可能性を信じて、とにかく話しかけて、歌って聞かせました。

 

※上記のことは、まだ発語がほとんど無かった時期の内容です。
発語が始まってからのおうち療育はまたその年齢の時に書こうと思っています。

 

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⇒作者:まめすけさん
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