母としてやめてみたこと。すると喜怒哀楽がなかった娘に変化が…!【長女ななの発達の話㉒】 by まめすけ

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ななが赤ちゃんだから、幼児だから、まだ喋らないからと、
これまでは私が随分身構えてしまっていたかもしれません。
疲れたそぶりもななの前では見せないようにしていました。

娘と距離を作っているつもりはありませんでしたが、
初めての育児は、どうすればよいのかいつも不安で、
自分が母という鎧を着なければいけないような、
思い込みがあったように思います。

 

疲れたねーと、今まで飲み込んできた言葉を出した時から
ななの様子に少しずつ変化が見られ始めたので、

親が子に甘えるって、他にどういうことがあるのか
ピンときませんでしたが、まずは出来ることからと、
家事を自分で全てやるのをやめて、ななと一緒にやってみることにしました。

 

生活の中で、たくさんのことを共有することにして、
大人と子供の役割の線引きをすることを、やめてみました。

私の中から「べき思考」が段々抜けていき、
心が楽になった感じがしたのを覚えています。

この子は頼られることや、お世話することが好きだったのかと、理解しました。
以前より私に近づいてくるようになったように思いました。

子育て支援センターの相談員さんに、
「親が子に甘える」というキーワードを教えていただいたことで、
私は娘との間に作っていた「子供と大人の壁」を取り払って
心を開くことが出来たように感じています。

何だか初めて隣に並んで座ったような、そんな感じでした。

 

持って生まれた性格は様々なのだろうと思います。
長女は、よく観察し考え込み、人がどう思っているかを気にする子で、
次女は何の影響も受けずにいつでも底抜けに明るく、人を楽しませることばかり考える。

長女ななは、人のお手伝いが大好きで、頼られることが好きで、責任感が強くて、穏やかで。
この頃から見られた性格は、6年生の今でも変わらないです。

 

この出来事が変わるきっかけになったのか、
それとも2歳半を過ぎたこの時期にななが変わるタイミングだったのか、
正解はわかりませんが、
この後の私の心の持ちようのことを考えると、とても大事な出来事だったと言えますし、
今も相談員さんに感謝していて、時々主人と思い出話をします(^^)

 

一度洗濯干しのお手伝いを頼んだら、
次の日から洗濯機の終了音が鳴ると
速攻でダッシュするななは、とっても可愛かったな(*´▽`*)
6年生の今も、洗濯機の終了音でダッシュして、喜んで干してくれています。

 

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⇒作者:まめすけさん
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