幼稚園発表会直前、しっかり者の長男に起こっていた異変【長男が生活発表会当日、緊張で出演できなかった話①】 by 寺中
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2021年2月。
コロナ禍でのはじめての生活発表会は、今までとは勝手が異なり、園児1人につき観覧者2名まで。(密を防ぐため、兄弟の同行は不可。赤ちゃんも一人としてカウントされる)
我が家は私の実母が家で子供達をみてくれることになっていたので、私と夫が観覧しました。
各学年毎に完全入れ替え制の為、家から車で10分の会場を1回目は次男の発表、2回目は長男の発表で、2往復する必要がありました。
次男と長男の送迎だけでも結構な過密スケジュールだったのですが、
加えて三男(0歳7ヶ月)は完全母乳育児だった為、授乳もタイミングよくして行く必要がありました。(一回の授乳が40分くらい)
通園してる園では、2歳児クラスから大きなホールを借りて発表会を行う為、この年、次男ははじめての舞台に立つことになります。
イヤイヤ期もかさなり、対応が難しい次男にかかりきりになってしまい、結果的に手のかからない長男を放置してしまうこととなります。
朝から、なかなか気の乗らない次男をおだて、身支度をすまして慌しく出発しましたが、
結果として次男の発表会は大成功をおさめ、頑張ったごほうびにお菓子とお弁当を買って帰宅します。
きっと緊張を紛らわすために長男は通信教育のワークブック1ヶ月分を無心でやっていたのでしょう。
今ならこの行動が、「おかしい!!」と思えるのですが…。
この時はすごい集中力!よっぽど楽しかったんかなー!!?(実際この時期、遊び感覚で楽しんで勉強に取り組んでいた為、そう思ってしまった)と流してしまいました。
次男の発表会が無事に終わって一つ心配事が減りましたが、次はまだ幼い次男(3歳)と三男(0歳)を、実母が家で一人でちゃんとみれるのか?という不安があり、もしもの時のあれこれを用意したりなんだかんだしていたら、あっという間に長男の集合時間が近づいてきました…。
時間に余裕など持つ間もないくらい、バタバタと家を出発することになります。
気持ちを発表会モードに切り替えなきゃ!と、焦りながら、移動の車の中で声かけだけ行いましたが…
急に慌しく本番が近づき、長男の顔も曇っていきます。
集合時間ギリギリに到着すると、もう集合場所にクラスの子達はおらず、違うクラスの先生が待ってくれていました。
先生達もまた、過密スケジュールに追われていたのだと思います。
先生に急かされて
きちんと心の準備をさせてあげられないまま、雑に送り出してしまったことを今でも後悔しています。
この時の長男の不安そうな顔が
忘れられません…。
つづく
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