夫婦で一緒に書いてみたエンディングノート、感想とこれから望むもの【私たちと終活⑩】 by 林山キネマ
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【休日の午後にゆっくりと書き始めたエンディングノート】
書くのに1~2時間くらいかかったと思います。
通帳の番号や保険の番号を書くのに書類を出す手間があるからです。地味で退屈な作業だなと思いました。
実は旦那からは、そういった類のことを聞いたことがありません。語られたこともありません。
私の場合は常々口に出しているので、旦那は私の意思は知っているですが。
ノートのなかには「病気になったときや亡くなった後、どうして欲しいか」を書き残す項目がありますが、どんな風に書いたのかな?
読んでいいよと言われてないのでそのままです。
結婚して24年目ですが旦那のプライベート、例えばパソコンやカバンのなかなどは許可なく触れないようにしているのでこんな感じです。
書き終わって改めて感じたこと…それは
退屈で手間だったわりに、なんかまだ大事なことが書けていない感じでした。
もっとペットのことも書いておきたかったし、友達への連絡・どうして欲しいかも書いていない。
パソコンやスマホのなかの仕事、財産、解約、全然書かないまま。
書くところがなかったんです。
※私が買った市販のノートの項目がたまたまそういった仕様だったからかもしれませんが
そして旦那は…
その通りなんです!!
市販のエンディングノートってちょっとご年配向け!
でも年配でもペットも趣味も大事にしている人多いと思うんですけどね。
それに、若くして家族を残して困るケースが世の中にまったく無いわけじゃないですし、急に病気や事故にあうことだって絶対にないとは言えません。
今後、もう少し若い年代や書き込む項目が自由になったノートが出たらいいなと思います。
終活はなるべくアナログな「ノート」で、と思う理由
前回書いたような、銀行や弁護士さんなどの第三者に頼む終活の場合は、デジタルなものの状態で制作して保存も良いかもしれません。
そうでない場合は、私はやはりノートなどのアナログな方法で『誰でも手に取れる形』になっている状態のものが良いと思います。
パソコンのなかもスマホもロックがかかっていたり、ファイルが見つからず気が付かなければそのままです。
最近は思い出の写真などをネットで発注して一冊から冊子に加工してくれるサービスってありますよね。
ああいった感覚のサービスで、もし『サイトのなかの終活のための項目を年代別や趣味別に選んで打ち込んでいき、そのデータをまとめて冊子にして 自宅に発送してくれるサービス』というのがあったらいいなと思います。
一度頼んだらその後は希望した頻度(2年~5年に一度など)で冊子の見直して習性があるかどうか?再発行を勧めてくれる通知などが来たら便利でしょうね。
複雑なことを書き込むときもコピーペーストなどが可能なので間違えることも減るでしょうし、文字が下手で読みにくくて困ることもないし、私たちの世代には向いているかと思います。
ただ、すっごく守秘義務が大事とされることなので、そういった部分は丁寧に考えないといけませんね。
まぁこれは、ぼんやりとした夢のような「あったらいいな」です。
以上で、私とママ友、周囲の終活とエンディングノートにまつわるお話はおしまいです。
長く読んでいただき、どうもありがとうございました。
実はこの『私たちの終活』を描いている間に、再び入院するようなことがありました。
それがまた、ちょっぴりヒエッ!と思うような状況で…
次回からはそれについて書いていことうと思います。
では!また、続きも読んで下さいね。
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