中学に入ってからの人間関係。小学校時代と変わったことは…【中学受験をした話⑧】 by ぴなぱ

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大抵の私立中学はその学校ごとの特色があると思いますが、私の母校の場合特に美術に力を入れている学校だったので、絵さえ描ければなんでもいいと考える子がほとんどでした。

そしてお互いが少なからずそう思っているのもわかっているので、いさかいはあっても徹底的に追い詰めるようないじめはありませんでした。

周りもやる側に加担しようとは思いませんし、加担する者がいないので、例えグループ内でつまはじきに合ってもクラスで孤立することはありません。

 

 

そんな風なのでそういう状況は長くは続かず、私自身グループ内で無視されていたことはありましたが、そこを抜けてしばらくしたら無視していた子たちとも普通の会話はするようになりました。元通り仲良く、とまではいきませんが。

私に限らずみんな多かれ少なかれそういうことを繰り返して、段々と気の合う子が見つかり、合わない子とは一定の距離を取るようになり、学年が上がるにつれ対人関係のいさかい自体ほとんどなくなったように思います。

 

いじめはもちろんあっていいことではないし、人間関係で悩むことを軽視するつもりも全くありません。私自身人間関係で悩んでいたので、それで悩むのは当然のことだと思っています。

ただ私にとっては中学のこの環境は過ごしやすかったし、この環境にいたからかつてのように人間関係の問題で学校に行きたくないと思うことはなくなりました。

 

このシリーズを書くきっかけになった姪(※第1話参照)にこの学校を姪を勧めてもいいかもと思うのは、この学校ならこんな風に人間関係での悩みが軽減されるのではという気持ちが大きいからです。姪も絵が好きですし。

まだまだ先のことなのでわかりませんが、例えここでなくてもどこか姪が自分らしく過ごせる場所が、いつか見つかればいいなと思います。

 

続きます。

 

~第1話はこちらから~

 

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