起立性調節障害と診断された中1の娘。長期化した不登校のその先は…【娘が学校に行きたがりません⑦~完~】 by あん子
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振り向くと知り合いの教師が!
話を聞くとこちらに赴任してきていたようで
今は不登校の生徒のサポートを担当しているとのこと。
先程の安否確認の事を話すと
「そうね〜。だったら車で来てもらって
私か担任の先生が遠目から車の中にいる
◯◯さん(娘の名前)を確認するだけでもいいけど。どうかしら?」
てっきり直接会わなければならないと思っていたので
先生のその言葉に救われました。
その日、自宅に戻り娘に話してみると
「車の中なら大丈夫だよ。」
と言ってくれ
翌日の放課後、無事安否確認が終わりました。
これをきっかけに
少しずつ学校に登校できるようになりました。
まだ教室に入ることはできませんが
学校のICT化のおかげで
全科目の授業を配信され、今日何を習っているのかを自宅で見ることもできます。
娘は今、毎日サポートルームに通っています。
サポートの先生は
たとえ娘が放課後近くに来ても
と優しく受け入れてくれます。
少々、クセ強めですが
先生の明るさにこちらが元気をもらえます。
と言ってもらえ勉強に対する不安も解消することができました。
同じ不登校の子をもつママ友の存在もありがたかったです。
相談し合える相手がいるということは心強いものです。
娘の場合、起立性調節障害という理由での欠席だけではなく、先生との関わりやその他のさまざまな理由で学校に行くことができなくなり
欠席が長期化していました。
自分が学校へ行かない間に友達同士のつながりが薄れる不安や
授業の流れが分からない焦りがあったと言います。
その一方で、「今の状況を変えたい」
「将来のため頑張って前に進みたい」
という気持ちもあったそうです。
居場所がないことは子どもにとって大きな問題です。
子どもばかりフィーチャーされがちですが
親も子どもの将来を真剣に考えるからこそ辛い。
そして悩み続け次第に疲弊していく親も少なくないと思います。
今回、私が耐えられたのは周りの方々のサポートがあったからだと思います。
不登校のその先は、決して暗いものではありません。
子どもたちの未来は
私たちの社会の未来でもあります。
一人一人の子どもたちの個性を大切にし
どう育んでいくのか
それが子どもたちから私たち親に向けた
メッセージではないでしょうか。
終わり
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