何事もなかったように話し掛けてきたいじめっ子。そこで気づいた“私がいじめられた理由” 【いじめる理由といじめられる理由⑦~最終話~】 by すみか

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ポン子はキャプテンになってから明らかにイライラしていました。

顧問の先生もお母さんもポン子に対して厳しくて
「キャプテンなんだから」と言われ
味方だと思える人がいなかったんじゃないかと思います。

 

 

どうして私が酷いことを言われなきゃいけなかったのか
ずっと考えていました。

 

ポン子よりも大会で良い結果が出せないから?

私の性格が嫌いだったから?

 

私は自分の気持ちを口に出すのが苦手な性格で
学校では「大人しい子」で通っていました。
だから苦手、合わない、と思う人がいても仕方ないと思いました。

 

でもそうやって自分自身を責めてみても
私は性格が合わないと思う子をいじめようとは思いません。

他人を侮辱して良い理由なんてないと思います。

 

いじめる側は何かに悩んでいて
ストレスをぶつける相手を見つけて攻撃してしまう
心や環境に問題を抱えている人だと思いました。

 

そして私は不登校という手段を選んでしまいましたが
関わらないようにする、逃げるという選択は間違っていなかったと思います。

親と担任の先生が退部する後押しをしてくれたので
もっと早く自分の気持ちを言えば良かったと思いました。

 

読んでいただきありがとうございました!

 

 

~第1話はこちらから~

 

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