どこにも見当たらなかった私の赤ちゃん。着床していたところは…【嗚呼…難産体験記~子宮外妊娠③~】 by はみる
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・子宮外妊娠と診断され腹腔鏡手術を受けました。【嗚呼…難産体験記~子宮外妊娠②~】
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・妊娠5週、胎嚢が見えない…先生から「流産は珍しいことじゃない」と言われ…【嗚呼…難産体験記~子宮外妊娠①~】
・妊娠するとトラブル続き!子宮外妊娠・前置胎盤・切迫早産を経験しました!【嗚呼…難産体験記】
腹腔鏡手術の術後は身体が・・・
はみる「看護師さ~ん、たしけて~ 口の中がカパカパで死にそう」
看護師さん「じゃあ、うがいをしましょうね 体起こしますよ」
ベッドのリクライニングが上がると・・・
はみる「ぎゃああ!!か、体が… 強烈な肩こりのような痛みが… ギブギブ!」
看護師さん「あらら すぐにベッド下げますね!」
手術当日は文字通り一睡もできず…。
看護師さんが2時間おきに来てうがいをさせてくれました。
が、
腹腔鏡手術は開腹手術より回復が早く、翌日夕方には体が起こせるようになりました。
先生からの説明で知ったこと
先生「やあ!はみるさん。お加減どうかな?昨日はよくがんばったね!」
はみる「あ、先生・・・」
先生「エコーでもMRIでも見つからなかった、はみるさんの卵が、お腹のぞいてみてようやく見つかったんだ~!どこにあったと思う~?」
はみる「(いや・・・今すべての余裕がありません)」
先生「子宮外妊娠の98%は卵管妊娠なんだけど、はみるさんの場合は子宮と直腸の間の「ダグラス窩(か)」に着床していたんだ!私も初めて見る症例だよ!!」
先生「卵管や卵巣の場合は2つあるから、妊娠部位ごととっちゃえるけど、ダグラス窩は、言えば直腸に着床してるってことだからね。直腸は切り取れないから、着床部位を削れるだけ削ったけどhCG値は完全に下がらなかったので、抗がん剤で対応していくね。」
⇒作者:はみるさん
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