これも強迫の症状?メンタルチェッキングとは【弱メンタル夫婦の子育て28~夫の症状編②~】 by 龍たまこ

   

強迫性障害の夫、治療の効果と本人の努力の甲斐もあって確認行為が減少

強迫性障害の夫の症状、なかなか改善しなかったのは脳内で確認を繰り返す行為でした

強迫性障害の夫によると脳内で確認する行為を高速で繰り返すとのこと。

強迫性障害の夫が急に気絶したようになることもあった。

 

前回のお話はコチラ⇒幻聴が聴こえる!?強迫症が誤診されやすい病気とは…【弱メンタル夫婦の子育て27~夫の症状編①~】

今までのお話はコチラ⇒【弱メンタル夫婦の子育て】記事一覧

 

通院を始め、休職して治療に専念するようになってから

カウンセリングを受けたり、お薬を飲んだりしながら、

本人も自宅で行う行動療法に取り組んで

少しでも良くなろうと努力していました。

 

【強迫性障害の場合】

 

「不安なこと」「気になってしまうこと」

 

を打ち消すための儀式=強迫行為がやめられなくなってしまうので

治療においては、強迫行為をしたい衝動が起きてもそれを我慢したり

受け流したりする、という練習を積み重ねます。

 

そうして、不快な感覚に慣れることで少しずつ症状が良くなっていくというものです。

 

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【夫の場合】

のまことくんは、「よくなりたい!!」という気持ちが強く

わたしから見ても、一生懸命治療に取り組んでいたと思います。

その甲斐あって、少しずつ強迫行為は減ってきていました。

 

しかし…

 

なかなか改善しなかったのが、「メンタルチェッキング」と呼ばれる

頭の中で起こる強迫行為でした。

 

 

【メンタルチェッキングとは】

メンタルチェッキングは、頭の中で不安や気になることが湧いてきて

それを「大丈夫だ」とチェックするようなことを繰り返してしまうことです。

 

周囲から見たら、ただじーっと考え込んでいるように見えたり

ブツブツとつぶやいているだけに見えるので、病気には見えないのですが

 

これが脳内でひたすら高速で繰り返されているという状態が

本人にはとても苦痛なようで、限界が来ると

急に気を失ったように倒れこむこともありました。

 

今ではそういうことはほとんどなくなりましたが

当時は普通に食事をしている最中に急に気絶することも多々…。

 

一言で強迫性障害と言っても本当に色々な症状があるものなんだと思います。

 

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作者:龍たまこさん
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