2人同時の寝かしつけはどうしたらいい?!【年子兄弟寝かしつけ作戦】前編後編一挙公開 by あざみ

   

今回はあざみさんが書いてくださった【年子兄弟寝かしつけ作戦!】を総まとめしました!

あざみさんは現在3歳と2歳、そして0歳の3兄弟を育児中のお母さんです。

この記事は、長男だいごろう君が1歳半の時に次男こごろう君が産まれ、その時に試行錯誤した寝かしつけに関するお話です。子供が1人でも苦労する寝かしつけ。1歳と新生児を2人同時にワンオペ育児したあざみさんは一体どんな寝かしつけを試したのでしょうか?!

【年子兄弟寝かしつけ作戦!前編~ベビーベッドで寝れる子に育てたい!~】

だいごろうとこごろうの

オカンあざみです。

 

 

次男こごろうが誕生したのは

長男だいごろうが1歳半を迎えた月。

 

一年半ぶりの新生児に、

私は心の中で密かに決めていたことがあった…

 

 

それが

 

 

 

ベビーベッドで寝られる子供に育てる!

ということだ。

 

 

長男だいごろうは本当に寝ない子で、

一晩中抱っこ添い乳かをしなくてはならず、

常にママにべったり状態。

 

せっかく用意をしたものの、出番をなくしたベビーベッドは

気付けば物置きと化す始末。

 

そんななか、

「ベビーベッドで寝る癖をつけると

親が寝かしつけをしなくても、子供はベビーベッドで勝手に眠り、

ぐっすり朝まで寝てくれる」という

 

信じられないような噂を耳にした私。

 

そんな事が本当にあり得るのだろうか。

 

 

 

寝かしつけに関して本当に苦労し続けてきた私は

羨ましい気持ちでいっぱいだった。

 

(苦労し続けた長男の寝かしつけはコチラ→夜中30分~1時間おきに夜泣きで起きる息子。長時間寝るようになったのは・・・

 

 

そして誓った

 

 

必ずベビーベッドで寝れる子に

育て上げるという事を。

 

【ベビーベッドの道『作戦』】

 

私は作戦を考えた。

 

その作戦というのは

 

 

長男の寝かしつけで、ものすごくお世話になった添い乳

次男の寝かしつけでは禁止するということだった。

 

その理由は

 

・沿い乳は癖になる

・添い乳で赤ちゃんを寝かせると、おっぱいが無いと気付いた時に泣いて起きる

・同じ布団で添い寝をすると赤ちゃんの眠りが浅くなる

などの噂を聞いたからだ。

 

 

そして時は満ち、作戦決行の日を迎えた。

 

まず、

①赤ちゃんを抱き上げておっぱいを飲ませて寝かせる。

②これで寝ない場合は抱っこをしてゆらゆら揺らせて寝かせる。

③赤ちゃんが寝たらそっとベビーベッドに置く。

 

ここまでが最初の作戦だ。

 

運がいいことに次男は、背中スイッチが弱めな子で

ベビーベッドに置いても寝てくれることが多かった。

 

 

第一関門は突破。

 

 

そして3時間後…

 

第二の作戦

 

 

赤ちゃんの泣き声を聞いたとたん

布団から飛び起きて抱き上げる!

 

 

なぜかというと、長男が泣き声で起きてしまうと

寝かしつけ難易度は一気に上がり

長男と次男の同時寝かしつけという、とてもややこしい状況になるからだ。

 

 

泣きだす前の抱き上げに成功したら

また上記①の手順に戻って、添い乳ではなく座っておっぱいを飲ませる。

絶対に添い乳はしない。

 

 

そして寝たらそのままベビーベッドへ寝かせる。

 

 

この①から③の流れを

ひたすら朝まで繰り返した。

 

 

「ベビーベッドで朝までぐっすり」への道を着実に進んでいる

 

 

…と思っていたが、実は

限界がすぐそこまで近づいていた。

 

【年子兄弟寝かしつけ作戦!後編 ~訪れる限界~】

 

順調にベビーベッドへの道を

進んでいると思っていたのだが

 

 

長続きしなかった。

 

次男の泣き声で長男を起こさないように、少しの泣き声でも起きられるよう気を張っていた

赤ちゃんのわずかな泣き声にもすぐに起きられるよう

私は常に気を張った状態で寝ていた。

 

そんな状態なもんだから、とても眠りが浅く

徐々に寝不足と疲労が蓄積していった。

 

3時間ごとの授乳の間も眠すぎて

朦朧としていた。

 

 

そして何より恐ろしいのが、

 

 

 

 

ベビーベッドへの着地失敗!

 

時々次男の背中スイッチが作動してしまう時があり

ベビーベッドに置いた時に起きてしまうことがあった。

 

その時には

「初めから寝かしつけやり直しの刑」に科せられる。

 

さらに、長男の眠りが浅く

 

1歳半を過ぎているのに酷い時には

30分~1時間ほどで目を覚ましてしまったり

一度起きてしまうとなかなか寝ない事も多かった。

 

新生児の次男より頻繁に起きるもんだから、

長男の寝かしつけも次男と同時進行しなければならなかった。

 

 

 

次男の授乳のあとに長男を寝かしつけ、

なかなか寝ない長男に苦戦していると、また次男の次の授乳時間がやってきて、

授乳後に次男がウンチをしたのでオムツを変え、

また長男が目を覚まし‥また寝かしつけて

また次の授乳がきて…

 

順番に起きる年子の兄弟を寝かしつけし続け、朝が来る

タイミングが合わずうまくいかない時は

朝まで徹夜の日もあった。

 

 

 

ベビーベッドの道 その③『添い乳は神』

 

少しずつだけれど体に溜まっていく疲労

 

限界はすぐそこまできていた。

 

 

連日の寝不足が辛くて、

いちいち起きていられなくて

 

 

 

 

 

添い乳の素晴らしさに気付く

結局、添い乳は神だと実感

 

ベビーベッドから抱き上げて授乳して、その後いちいち戻して、

授乳時間が来る度に起き上がって抱き上げるという事を続けてきたが。

 

もう無理

 

ついに禁断の添い乳をやってしまった…

 

 

添い乳への罪悪感と後悔は強力な眠気によって

夢の中へと消えてしまった。

 

 

 

ベビーベッドを諦めてみたら

 

ベビーベッドで寝かせる事を諦め

同じ布団で次男を寝かせて添い乳をするようしたら

以前と比べて、非常に体が楽になった。

 

夜中に何度も起き上がる必要が無くなったのだから当然だ。

 

うちは年子だし、長男は寝ない子だし

夜中に子供達をワンオペでみているし

こんな生活を続けるなんて無理だ!

 

疲れと眠気によってなかば諦めモードで始めた添い乳だったが

不思議と次男は添い乳をしても4~5時間は続けて寝てくれた。

 

 

一体いままでの努力はなんだったのか。

 

ベビーベッド神話はもろくも崩れ去り

結局子供の性格次第なんだなと思った。

 

 

 

何事も頑張りすぎると続かない。

 

力を抜くところはうまく抜くという事が

育児を乗り切るコツであると学んだオカンであった。

 


作者:あざみさん
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