原発事故で行けなかったおばあちゃんの墓参り「松島③」by カラスヤサトシ
カラスヤサトシ先生「オレは子をみて育とうと思う」絶賛連載中!
子どもが生まれたのは東日本大震災の年の10月だった。
ちょうど妊娠してたころあの爆発があって…
妻「ゲッ!これおばあちゃん家のすぐ近くだ!マジかよ。どうすんだこれ…。」
と、そういえば言ってたな…。
2016年に避難指示は解除されたが、戻って住む人はほとんどいないと聞く。
妻「もう永久に行けないのかと思ってたけど、やっぱ行っといた方がいいと思うんだ。」
「それはそうだ。大事なことだ…。うちの方は親父の墓参りで年2回先祖にご挨拶してるものな。」
妻「よし!じゃー決まりだ。 もしもしお母さん?」
早速実家へ電話をかけ…
妻「決まった!3月の末に行くぜ!」
「うおっ、早いっ!」
よほど気になっていたらしい。
続く
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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