ついに白いご飯の魅力に目覚めた!ドイツ人夫の食生活
こんにちは、または初めまして、とりあえずビールと申します。
ゲルマン人の夫との生活などについて書いております。現在は日本に住んでおります。
私をはじめとする多くの日本人が味が濃い目のおかずを食べると「白いご飯ほし~い!」となるかと思います。しかしゲルマンさんは違います。いえ、正確には違いました。
以前のゲルマンさん
白いご飯は汁物と一緒でないと食べられない!いやいや、おかず…おかずと食べてみなはれ…!
そしてなぜか一皿ずつ片付ける。おかずと白米を一緒に食べないなんて!日本人の私から見るとすっごいもったいないんですけども!でもゲルマンさん本人がそれでいいんだからいいのよね…きっと。
麻婆豆腐などの汁だくなおかずなら大丈夫ですが、味が濃くても単なる野菜炒めなど汁気の少ないおかずは白米を後に残して味噌汁などに入れて雑炊風にして食べてました。まぁ…雑炊風って言うと聞こえはいいけどいわゆる猫まんまですね。
おうちではいいけど人前ではしないでね…とお願いしたら「知ってるよ」 と。知っててやってたんですかい…。
そんな感じなので牛丼は勿論つゆだく。牛丼でなくとも以前の我が家は兎に角つゆだく料理が多かったです。汁気が少ない場合はみりんで伸ばす伸ばす。無理やり汁気を作り出します。
なぜゲルマンさんがそこまで汁を必要とするのか私なりに考えてみました。個人の好みの問題という要素も多分にありますが、ドイツで米を食べる時はたいてい何かしらソース的なものと一緒だからかも。そしてドイツではたいていの料理にソース的なものが付いてきます。というかそれがメインディッシュだったりします。
これにサラダが付いてたり、もう少し野菜の種類があったりしますが夫の実家で頂く食事はだいたいいつもこういう感じでした。あとはカツやステーキっぽい肉をソースで頂くことも多いです。パスタは必然的にソースが付いてきますしね。とにかくソースなんです。汁なんです。
そして、これらを全て一皿の上で食べます。
前に何か本で読んだんですけど、日本はおかず&白米でひとつの料理となるけれど欧米の料理は一皿で完結する、と。そう言えば、ドイツの料理は全て一皿でした。炭水化物(たいていイモ)もメインのお肉も全て同じお皿。便利です。
例えば日本のファミレスでハンバーグと白米を注文した場合、白米は別の皿できますがゲルマンさんはハンバーグのお皿に白米を入れ、ソースをからめて食べてます。猫まんま同様、最初見たときは「なぬ!?」と思いましたが(家じゃなかったし)、ドイツでは炭水化物もメインも同じお皿に取るので彼にとっては別に変なことではないのですね。
と、これが以前のゲルマンの食べ方でした。
そして日本人のわたくしと結婚して数年たった最近の彼は…
味の濃いものは白米と一緒に食べると物凄く美味しい、という味覚にいつの間にやら変わったようです。
慣れと言うべきか、洗脳と言うべきか…?
⇒ゲルマン日和を読む
★フォローしてとりあえずビールさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。