産後、誰かを嫌いにならない?【育児を軽くする22 ~MADMAX 怒りの矛先はどこへ向く?産後のデス・ロード編~】 by ワンタケ

   

こんにちは~!

 

友人宅訪問時に友人の夫と北海道の魅力について話していたら、いつの間にか食べ物のことばかりになっていたので「ちょっとちょっと~!北海道の魅力は食べ物だけじゃないよ~!笑」とツッコんだところ、「アンタが食べ物にしか興味ないからだろ!原因はアンタだよ!」と思い切りツッコミ返されたワンタケです☆いや~、的確なツッコミは気分が良いね!!

 

さて、この連載は「育児を軽く」をテーマにやっております。前回は「1歳のおうち遊び編」でございましたよ~^^

 

そして第22回となる今回は…とその前に、前回出したクイズはコチラでした↓

 

【Q産後に増えるのは?】

①体重
②愛情
③憎悪

 

正解はコチラで~す^^↓

 

 

正解は③の「憎悪」でした★

産後は体重も愛情もモチロン増えがちですけれども、今回お話したいのは「ある人に対しての憎悪」!…と、いうワケで、今回は「MADMAX ~怒りの矛先はどこへ向く?産後のデス・ロード~編」です☆

 

【産後のムカつき】

さてさて早速、「ある人」についてですが…誰が当てはまると思いますか?

産後、「夫がムカつく!」「実母がムカつく!」「義母がムカつく!」などなど…今までそうでも無かったのに、「○○ムカつく!」が当てはまった経験はございませんでしょうか?

産後に限らずとも、受験や仕事や色々な理由で心身が弱っている時など、人間は余裕が無い時に「キー!許せん!」という感情にとらわれる事があると思います。

 

【自分の中のマイナス感情】

実は私、ちょっと前までそういったマイナス感情を抱く事に対してかなりの罪悪感を持ってしまうために、考えないフリ、気付かないフリをして逆にモヤモヤと嫌な気分になっていたのです。夫が人を嫌いになったりしないタイプでなので、自分だけ「心が狭くてダメ人間」みたいな気がしてしまって…。でも、ある時を境に「自分の気持ちに罪悪感を持たなくて良いんじゃないか?」と思うようになったんですよ。

 

あくまで自分の中の話なので、直接相手にそれを伝えるかどうかは全っ然別の話として、「イヤ」「嫌い」「ムカつく」という自分のマイナス感情を自分自身が「そうだよね、イヤだよね、嫌いだよね、ムカつくよね」といったん素直に受け止めるだけで、全然気持ちが変わりました。

 

「自分を大切にする」という意味では、「自分の感情をいったん肯定してあげる」って大事だなと。イメージ的には自分の意見にめいっぱいウンウン頷いてよしよししてあげる感じ。そんでその後トイレの水を流すみたいにサーっと流す!!それだけでモヤモヤが無くなって、育児ごと軽くなったワケですよ。

 

ここまで書いてみて自分の真面目さが末恐ろしくもありますが、自分が楽になったキッカケなので、他の誰かのお役に立てればなと良いなと思って書いています。余裕の無い時って自分じゃ気付かない事が沢山あるからね。

 

で、今回は、子どもを産んでから&育ててからネガティブな感情を持った知人達のお話をご紹介いたしますので、「ほー!産後にはいろんな憎悪があるもんだね~!」と憎悪のお庭を広げていただけたら幸いです(「憎悪のお庭」って言葉とんでもないな!)。

 


 

【ケースその①】産後の実母が許せない!

知人Aは実母に腹を立て、里帰りを早々に切り上げたそう。聞けば実母が産後早々先輩風を吹かせに吹かせ、あーだこーだと指示する割に、口は出しても手を出さないとのコト。産後疲れの上にペースを乱され、振り回された揚句、何かとあっちゃあ「赤ちゃんが可哀想でしょ!」が実母の口癖となれば、知人Aも堪忍袋の緒が切れる。

「里帰りを切り上げて本当に天国!もう実母に会いたくないわ!」と新生児を抱えて旦那さんとのんびり育児生活に切り替わりニッコリ。

血が繋がってる分、お互い遠慮も無いから正面からぶつかり合うという恐ろしさ。「普段会わない相手で良かったねぇ…!」とつくづく思った「実母がムカつく!」話でした。

 

【ケースその②】夫が許せない!

「いざ育児が始まってみたら夫と合わない!」なんて話はザラに聞く。育児どころか出産時、それより遡って妊娠中…なんて話も珍しい話じゃない。

 

◆知人Bの場合

知人Bは産後から、夫の事が気に食わない。産前に許容できていた事が産後には許せない。そんな余裕が無いからだ。甘やかして世話をしてあげる席には今、夫を座らせることはできない。赤ちゃんが横たわっているからだ。

知人Bは夫に家事を任せることに悩んでいる。自分でやれば満足のいく結果になるが、そんな時間は無いのがストレス。夫に任せると不満が残るのがストレス。せっかくやってもらって「もっとこうして欲しい」と言う事もストレス。「家事、そんなに無理してやらなくてもいいのに」と言われるのもストレス。「やりたくない」んじゃなくて「やりたい」からだ。完全に嫌いになってしまう前に、納得のいくように折り合いをつけないと思ってはいる…との事。

 

◆知人男性Cの場合

ここからはまた別の夫婦の話になるが、知人男性Cは、この春、18歳のお子さんが大学合格をしたその日に妻に離婚を切り出され、現在離婚をして別居中である。男性Cさんは、ずいぶん前から少~し上手くいっていないものの、老後は当然奥さんと過ごすものだと思って、老後用の夫婦の家を探していた矢先だった。元奥さんの憎悪は、いつから積もったものだったのか?

 

【ケースその③】義母が許せない!

私自身が義実家を出て同居解消をしたせいか、私の周囲には「義母許せない話」が山のように湧いてくる。上の4コマ漫画の中に出て来た友人も、産後に義母にちょくちょく嫌味を言われるようになって嫌気がさして来たと言う。(この友人は「義母を殴る会に今すぐ入会させて!」と言って来たが、私はそんな会は作って無いです笑)

また、保育園でちょっとだけ話す間柄のママさんも、「義母との同居マジでしんどいから早々に働きに出始めた」と言っていたし、知人男性Dも結婚してから敷地内同居を解消。以前は同じ敷地内の別棟に住んでいたものの、産後にはその別棟からも出て現在は完全に別居、離れたマンションで暮らしている。

そして「義母が許せない!」フィナーレを飾るのは知人Eの話。

 

【知人Eの場合】

「ワンタケも大変だったけど、別居出来て良かったね!私もさ、昨日電話で義母に“くたばれクソババァ!”って言ってやったよ★」とアイスを食べながら笑顔でひと言。

す、す、すごすぎる!!一体どんな関係なの!?普段とっても明るくて人懐こい彼女と義母の間に、何があったのか驚き過ぎて聞きそびれた…^^



いかがでしたかな?

産後や育児に余裕がある人は別だけれど、まぁだいたい誰かしらに腹を立てがちな産後のお話。ホルモンのせいもあるし、余裕も無くなるからしゃーないですね!

もう産前の人やその周りの人はあらかじめ、「人間を1人産むと、他の人間1人を許容できなくなる」くらいに思っても良い気がする!そしてそれを自分の中で認めてあげても良いと思う!でも、「くたばれ!」と言えるほどの勇気は持たなくても大丈夫だと思う!笑

「ムカつく」「嫌い」っていうマイナス感情を相手にぶつけるより、自分の中で受け止めて流す方が後々自分がラクな気がするからそうして行こうと思ってて、そこを削いで自分自身の同居解消の話を描きたいと常々思っているんだけど、まだまだ自分の中で難しいみたい。難しーっ!!

 

という訳で、今回の「「MADMAX ~怒りの矛先はどこへ向く?産後のデス・ロード~編」」のお話はここで一旦おしまいです^^

さてさて、それでは次回に続く次の問題です。

 

【Q育児に役立つ我が父の「仕事の流儀」とは?】

①仕事は自分でやってみて体で覚えろ!
②仕事は自分でやらずにプロに聞け!
③仕事?何それ?美味しいの?パチンコだいちゅき!

 

それではまた次週お会いしましょう!北海道に行く前に、ガッツリ体重を落としてから北の幸を心行くまで堪能してみたいワンタケがお送りしました。

 

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作者:ワンタケさん
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