元幼稚園の先生が教えてくれた「1~3歳児のトラブルへの対処法」【お友達のおもちゃを取ってしまう問題④】 by ユキミ

   

こんにちは、ユキミです。

先日3歳になりました、息子ユキタに日々振り回されている、新米母さんです。

 

こちらでは「しくじり育児」というテーマで、自分の中での育児を振り返ってみたいと思います。

 

前回の記事では、お友達のおもちゃを度々奪ってしまい、どこへ行ってもトラブルを起こしてしまう息子…についての悩みを書きました。

 

そしてそんな息子との日常に出口が見えなくなった私。

もう自分の力では解決法が分からず、プロの意見を聞きたい…!!と

 

(以下、彼女のことは「先生」と呼ばせていただきマッスル!)

 

【先生からの言葉】

 

息子の問題行動を洗いざらい話すと先生は

 

 

順調に成長している証だから大丈夫!

と。

 

「それに、きったんは元々おもちゃを取られてしまう側だったし、そんな子が自分の主張を出せるようになったことはプラスだよ!

レベルアップだね!」

と言ってくれました。

 

 

実は私。

おもちゃを取ったり、回りの子を大声で威嚇して怖がらせている息子を見て

 

「どこかで自分の育て方が間違ってしまっていたんだ…。」

 

と、自分のことも息子のことも厳しい目でしか見られなくなっていました。

そんな毎日苦しかった日々が、先生からの言葉で無事に解放されました。

 


【1~3歳頃の子供の世界】

 

でも

おもちゃを取ってしまう行動=自己主張

としても、息子はそれだけでなく独り占めしたり、更に他の子が近づくと大声を出したり押してしまうんだけど…!!

 

息子がお友達に意地悪をしてしまうのは、自己主張とは違うのでは…!?

 

 

1~3歳くらいの子はまだまだ世界の中心が自分。

 

他者との関わりだったり、「こうしたらお友達が〇〇だと思うかな?」などの気持ちが身についてくるのは幼稚園に入ったくらいから。

(もちろん成長が早い子もいるけれど)

 

なので「お友達に意地悪をする」という目的でやることはまだない。

意地悪してやれ!と思って行動に移せるのは、上記の「お友達がどう思うか?」が理解できるようなお年頃になってからだそうです。

 

世界の中心は自分が故、全ての行動の理由はただただ己の目的の為のみ!

(ここではおもちゃが欲しい)

 

そして、お母さんが自分の気持ちを分かってくれないと、「どうして僕の味方をしてくれないの!」と問題行動がエスカレートしちゃうかも…!!

と言っていました。

 

そう考えると、まだ幼い子供の行動の意味を大人が勝手に解釈して、その子を「意地悪な子」「乱暴な子」って仕立て上げてしまうのかな…、なんて私も少し反省しました。

 

つい我が子には求めるハードルが高くなりがち…。

 

 

でもでも!!

 

それじゃあ我が子の気持ちを優先してばかりで、おもちゃを取られた側の気持ちは考えなくてもいいの!?

 

そのままでいたら子供は勘違いしたまま育ってしまうのでは!?

自己中心的な親子だと思われて、どこにも居場所がなくなってしまうのでは…!?

 

そこで!

 

【先生による1~3歳時期くらいの子どものトラブルへの対処法】

 

 

1番大切なのは、相手の親子にキチンと謝ること!!!

真剣に、かつ問題が起きてから直ぐに!!

 

そして、なるべく我が子のおイタを未然に防ぐべく、細心の注意を施し

「あ!手が出るな…!!」

と思ったら、我が子のその手をサッと掴むことも大切。

 

「邪魔された!」と我が子は当然暴れるでしょうが、その時に

 

「このおもちゃが欲しかったのかな?まだお友達が使っているから順番を待とうね」

 

などの声かけをするといいそうです。

 

それでも暴れたり興奮が収まらない場合は、お友達はもちろん我が子もケガをしてはいけないので、一時その場を離れること。

 

必殺!

エスケェェェプ!!!

 

 

ん?

 

子供が奪ってしまったおもちゃはどうしたらいいの?

もちろん直ぐに返すんだよね?という疑問ですが…

 

【奪ってしまったおもちゃはどうする?】

 

もちろん我が子が泣ごうが叫ぼうが、何としてでもお相手にご返却!

 

という意見がもっともな正論ですが、

元おもちゃを取られる側ママ(なんだかア●トーク芸人みたいだ)だった自身の心境として、おもちゃを取られたモヤモヤより、謝罪がなかったことへのモヤモヤが大きかったです。

 

なので、直ぐに謝ってくださるお母さんには私はそこまで特にモヤモヤはしませんでした。

 

そして第1話でも書いたように、いくら自分の子が使っているおもちゃを取ってしまったからとはいえ、そのおもちゃを相手のお母さんから無理やり奪い返してもらう状況は、逆にこちらが

「ご…ごめんなさい…!!」と恐縮してしまう時もありました…。

 

もちろん、この辺りは人によって感じ方が様々なので、対応の難しさを日々ひしひしと感じております…。

 

【先生からアドバイスをもらった以下の方法】

 

・お相手に謝る

・未然に防ぐだめに我が子のチェック

(これが一番難しい…!!)

・分かっていないかもしれないが、我が子におもちゃのやり取り法を声かけする

・癇癪を起こしたらエスケープ

 

を心がけている内に、確実に以前よりは道が開けた感じがあります。

 

もちろん時々上手くいかない時もありますが、そんな日は帰ってから思いっきり落ち込み、何がいけなかったのか復習をしています。

 

母も強くなりたい…。

 

 

次回

おもちゃトラブル最終回!

気になる息子のその後です。

 

◆今までのお話はこちらから

 

~お友達のおもちゃを取ってしまう問題~

オモチャを取られてばかりの我が子。永遠の『のび太』と思っていたのに…!?

2歳への『貸し借りルールの教え方』これでいいの!?

誰にも相談できなかった息子のトラブル

作者:ユキミさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

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