第1回「乱暴で激しいのは、正義感と情熱の才能の芽」〜叱らないで!その短所、お子さんの才能です〜 文:小鳥遊樹 イラスト:air,

   

※これはお母さん達のお悩みを、
会話形式で解決していく子育てコラムです。
文中のエピソードや登場人物は著者の体験を元に、
個人情報がわからないように実際とは変えてあります。

叱られることの多くは才能の芽

?:「どうしてうちの子って乱暴で激しいの?
いきなりものを投げたりお友達を叩いたり。
注意すれば気に入らなくて激しく泣いて怒るし。
もう毎日叱りきれないんですけど。」

T:「待って待って、叱らないで!
その短所お子さんの才能ですよ。」

?:「え?あなた誰?」

T:「初めまして。小鳥が遊ぶ樹って書いて、
小鳥遊 樹(タカナシ イツキ)と言います。
子どもの造形絵画教室を主宰している、
アトリエのおばちゃんです。
子ども達はイツキちゃんって呼んでくれています。」

?:「それでイツキちゃん、叱るなってどういうこと?
お友達を叩くとか悪いことをしたら、
怒るのは親の役目でしょう?」

T:「私は23年間、多くの親子さんと交流してきました。
その中で子ども達が大人に叱られることの多くは、
才能の芽であるということを発見したのです。」

?:「才能の芽?乱暴で激しいことが?」

T:「はい。そうです。」

?:「何を言っているのか分からないんですけど。」

T:「そうですよね、普通は叱るのが当たり前ですから。
それらの多くが才能の芽であることに、
気がついたきっかけを聞いていただけますか?」

?:「うちの子を叱らなくて済む参考になるかしら?」

T:「ある日水彩色鉛筆のフタを開けてアトリエに置いたのです。
それは高価なもので、私の宝物でした。
たまたま1番に入ってきた男の子がそれを見つけました。
彼は止める間もなく近寄って、ガシャガシャと音を鳴らし始めたの。
楽器を奏でるように、色鉛筆の上で手を往復して遊んでいます。
それで私は、やめなさい!芯が折れたらどうするの?と、
大きな声を出したんです。」

?:「あーなるほど。それはびっくりするかもね。」

T:「その時にすごく驚いて、
言葉もなく私を見つめた男の子の顔がとても印象的で。
明らかに彼は傷ついているように見えました。
どうしてあんなことをしたんだろう?と、
授業中に私はずっと考えていたのです。
いつでも優しくて思いやりのある子だったから。」

?:「ふんふん、それで?」

T:「私にとってはされたくない事でも、
彼にとってはただの好奇心なのだという結論でした。
何十色もある色鉛筆を回転させて、動くのが面白いし綺麗。
そう思って実験していただけなんだなぁと。
それをしたいと思った瞬間に、
先生の持ち物だからとか行為の結果とか考えていないのねと。」

?:「そうそう、子どもって瞬間的に突飛な行動に出るよね。
だからビックリして怒っちゃうんだけど。」

T:「改めて彼の行動を思い返してみると、
触って動かして確認することが多いのだと分かりました。
子どもって触っちゃだめよと、よく怒られるじゃないですか。
あれって感触を確かめているだけなのですよね。
うちの娘にはそういう特徴がなかったので、
最初は分からなくていたずらだと思ったのです。」

?:「そうなんだよね。悪気がないのは私も分かる。
でも、イツキちゃんが嫌だと感じたのでしょう?
やっちゃいけないことを子どもがしたら、
怒るのが親や周りの大人の務めなんじゃないの?」

なぜそうしてしまうのか、本当に分からない。

T:「それがそうでもないのです。
反射的に怒ると、心の傷になるのですよ。

自分の気持ちに合わないことをされた時に、
理性を持って相手を理解し対応する。
大人はそのコミュニケーションを教えるべき場面です。
けれど気に入らないことやダメなことをされたら、
怒鳴って責めても良いと教えてしまっています。
その時には私が未熟で、申し訳ないことをしました。

どうしてその行動に出るのか、
子ども自身は本当に分かっていないの。
ただ好奇心があるがゆえの実験なのです。」

?:「無意識にそうしちゃうのね。
身体や手足が勝手に動くというか。」

T:「怒鳴られたから自分が悪いことをした、
次からは気をつけようとはなかなか思えないのです。
どうして怒られたんだろう?と、
悲しくなったりムッとしたりするのです。」

?:「だから謝りなさいと言っても、反応が素直じゃないんだ。」

T:「彼は大きくなって、物を作るお仕事に就いたのです。
あれは手で感触を確かめる実験だったのねと、とても腑に落ちました。
将来はこういう仕事をしたいですと、
卒業する時に目を輝かせて報告をしてくれました。」

?:「それはイツキちゃんみたいに、
長い間の成長を見ていないと分からないことだわね。」

T:「実験や失敗はその子の才能を育てる上で必要不可欠。
この視点で見ていくと、
いろんなお子さんの言動で理解できることがありました。
なぜ?どうして?と思っていたことで、
納得できることがたくさんあったのです。
多くは将来自分が自分になるための実験なのだと。

私も2歳の頃におもちゃ屋さんで、
水を飲む仕草をするガラス製の鳥を触って壊し怒られました。
私は何でも口に入れるし、触ってみる子だったのです。
やはり5感を使う仕事についています。
いまだに木や石を触るのが好きで、土や砂や水遊びとかも大好きです。

実際いろんなことを失敗して、親や先生によく怒られました。
親は大変だったと思います。」

?:「そう言われてみると思い当たる事がある。
私も小さな頃に怒られたことって、
どうして怒られるのか分からないことが多かったわ。」

T:「それに親御さんによって怒ることの基準って違うでしょう?」

?:「確かに!
そんなことでガミガミ怒らなくても良いのに、
という光景はよく見るわ。
反対にそこは厳しく叱ろうよ、と思うこともあります。」

才能の芽を叱られると子どもはどう育つのか?

T:「子どもは別の人格ですから、感覚も価値観も違います。
どうしてそれをやってしまうのか、
本人にはわからない言動で怒られる。
それは頭も混乱するし心も傷つくのです。

本人の素質である無意識の言動を否定されてばかりいると、
自分はダメな人間なんじゃないか?と自信を失います。
人と違っておかしいし、悪いのは自分だと罪悪感を持ちます。
家でも学校でも怒られ体罰を与えられていると、
誰も自分のことを愛していないのではないか?と感じます。
この世に必要な人間ではないのかも?などと思い始めるのです。

そうなると好奇心を持って、
新たなことに挑戦する勇気を無くしてしまいます。
自分の素質を伸ばそうと何かすると怒られるわけですから、
いろんなことに臆病になります。」

?:「なるほどね。
血管がキレるほど怒っても響かないのはそういうことなのね。
もっと早く知りたかったわ。」

T:「持っている才能の性質が強い子ほど、
理性的にコントロールするのには時間がかかるのです。

何度同じことをしても感情的に怒らない。
どうしたらこの子は自分の頭で、
この性質をコントロールするだろうか?を考えてあげます。
それが親や周囲の大人の務めです。
だから人間の言動に理解の深い人ほど怒らないものなのです。」

?:「そう言われてみると、
いつも冷静で感情的にならないお母さんや先生っているわ。
でも私はそんなに人間が出来てないし。
それに私だってものすごく怒られて育ってきたのよ。
イツキちゃんの言っていることは分かるけど、
すぐに態度を変えられないと思うな。」

T:「大きな声で叱られた瞬間、
脳はフリーズして考えることをやめてしまいます。
結局、何が悪いことだったのか理解できないままです。
ただ怒られてムカついた、
自分を怒るあの人は嫌な人としか思えなくなるのです。

そうなると親は気持ちを分かってくれない、
“自分を攻撃する人”と子どもの目には映ります。

これが繰り返されて一方通行な叱責になってしまうと、
親子の溝は深まるばかりです。
自分で自由に動ける年頃になると、
親の言うことなど耳も貸さずに離れていってしまいます。
自信がないまま大人になると親に寄生する人生になります。」

?:「確かに親から怒られたことを感謝はしていないかも。
私は子どものことが大好きだから、そんな風になったら困るわ…。
だったらどうすれば良いの?」

叱らなければならない行動をした時は

T:「何度でも同じ調子で、繰り返し優しく言い聞かせるのです。
それはしてはいけないことだよって。
聞ける状態の時なら理由も丁寧に教えてあげます。」

?:「えー!そんなこと出来ない。
だって反射的にこっちもキレちゃうもの。
スーパーでひっくり返って泣くのよ。
理性的に対応なんて無理でしょう?」

T:「キレるスイッチで反応するとどう育つでしょうか?
自分が気にくわない時には、
キレて怒っても構わないと子どもは学びます。

何にイラつくかは人それぞれ違うでしょう?
年をとって面倒を見てもらう側になった時に、
食事をこぼしたりもの忘れをしたりするとどうなるでしょう?
キレるスイッチで育てられた子は、
年老いた親に嫌味を言ったり怒鳴ったりする大人になりますよ。」

?:「それはちょっと話が違うんじゃない?
お年寄りは年をとっていろんなところが衰えて、
分かっていても上手くできないのだから仕方がないでしょう?」

T:「子どもも同じなのです。
いくら怒られても直らない短所や、
何度言われてもできないことはその子のせいではありません。
その子の育てるべき才能の性質からくるものなの。

例えばあなたのお子さんは、乱暴で激しいのが悩みでしたよね?
それは理性でコントロールすると、どんな才能になると思いますか?」

?:「ええと?…乱暴を理性でコントロールすると、
元気が良くて力持ちとか、頑張り屋の才能とかってこと?」

T:「そうですそうです、良いですね。
もしそれを才能として自分や周囲の人を幸せにし、
世の中の役に立つことなら何に使えると思いますか?」

?:「自分の役に立つ?
えーと、勉強や運動を頑張る子になる?かな。
周囲の人を幸せにするなら、力を使ったりすること?
世の中の役に立つかぁ…。
あ、もしかして人を助けるとかですか?」

T:「素晴らしい!大正解です。
じゃあ、具体的なお仕事にするとどんなことでしょう?」

?:「う!なんか褒められると嬉しい。
そうね、アスリートとか消防士さんとか?
格闘技の人とか工事現場の人もかしら。」

T:「またまた正解です。
大人でも褒められれば気持ちが優しくなって、
脳がよく働きますよね。

厳しく叱られても脳は活性化されないし理性も作られません。
自分の持っている理性を総動員して、親は子育てにあたる必要があるのです。」

実験の失敗を子どもの頃に経験しないと

?:「あ^^;ちょっと、耳が痛い…。」

T:「怒って育てれば怒りんぼになることを学びますし、
自分が傷つかないためにどんどん無表情になっていきます。

激しくて乱暴な性質はそのつど穏やかに言い聞かせて、
理性でコントロールすることを根気よく教えてあげて下さい。
そうすればその性質を情熱や正義感に変えて、
社会でとても役に立つ様々な才能になっていきます。」

?:「そんな素晴らしい才能を持っているのなら、
最初から力持ちで優しくいれば良いじゃない。
ずっと頑張り屋さんで人を守る子でいてくれれば、
私だって怒ったりしなくて済むし。
どうして真逆な性格で現れてくるの?」

T:「私はいろんな親子さんの成長を見る機会を頂き、
長年たくさんのご相談にものってきました。
そこで分かったことは、子ども達の問題行動とか短所って、
才能の芽が成長しているときに起こる、
実験の成果だということです。」

?:「実験の成果…。具体的にはどういうこと?」

T:「例えばお子さんがお友達をいきなり叩いたり、
突き飛ばしたりするじゃないですか?
されたお子さんは当然痛いから泣きます。

それが小さな子同士だと謝ればいいよって許してくれて、
またすぐに一緒に仲良く遊びますよね。
小さいうちであれば怪我も滅多なことではしないし、
された方も転び方や身のかわし方を覚えていきます。
ケンカの仕方も仲直りの仕方も分かり、互いに利益があるのです。

動物も子どもの頃はじゃれあって遊びますよね。
そうする中で、反射神経を培い加減を覚えていきます。」

?:「そうなの。
お友達のお母さんは良いよって許してくれるけど、
ホントに肩身の狭い思いばかりしているのです。」

T:「どうしてお友達を突き飛ばしたの?と聞かれても、
お子さんには上手く説明は出来ないんです。
ただそうしてしまった、そうしてみたかったということです。

けれどそうした実験を一切許されず、
強い叱責や抑圧されたルールの中で大きくなるとどうなるか?
行動が自由になる頃から実験を始めるので、
被害も大きくなってしまうんです。

自分の力具合を試してみたいと言う資質は
残ったままなので。」

?:「え、それ怖いですよね。」

T:「そうです。
大人になっていきなり物を壊したり人を突き飛ばしたりしたら、
大変なことになりますよね?
実際に暴走や暴力、破壊行為などに走る大人は後を絶ちません。
その瞬間にはやった結果がどうなるかより、
資質の達成感を優先してしまうのでしょうね。
スポーツやレジャーで昇華が出来れていれば良いのですが。
だから子どもは小さいうちに、
真逆な性質が出る必要があるのだと思うのです。

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そして子どものうちは、
たくさんの実験や失敗の経験が必要なのです。」

才能の芽を育てる素適な子育て

?:「あー、だから突然暴走したり物を壊したりする若者がいるんだ。
どうしてあんなことをするのかと思っていました。
いきなり殴ったり人を傷つけたりする犯罪に走る人は、
自分の力を試してみたい衝動を昇華しきれていないってことですね。
なるほど!
だから子どものとんでもない行動に驚いても、
頭ごなしに怒っちゃいけなくて、愛情を持って接しろということですか。
すごく腑に落ちます。」

T:「そうです。
お友達に迷惑をかけてしまった時に、
親は愛と理性で対処して見せる必要があるのです。

何をやっているの!謝りなさい!ではなく、
どうしてあなたがそれをするのか不思議だね。
でもいきなり突き飛ばされて、
痛い思いをしたらあなただって嫌でしょう?
○○ちゃんも痛かったと思うの。
だから一緒に謝りに行こうねと言うべきなのです。」

?:「うわぁ、できるかな…。自信ない。
でもね、何度もキツく叱っていたらやらなくなってきたのよ。」

T:「それは本質的な解決ではありません。
やれば叱られるから、
見ているところでやらないだけです。」

?:「なるほど!
だからお母さんの前では良い子でも、
見ていないところで乱暴な子とかがいるのね。
不思議だったのだけど納得しました。」

T:「キレるスイッチで怒る親御さんは、
生育環境でそういう扱いを受けていた場合が多いのです。
私もそうでした。
裸足のまま縁側から叩き出されましたから。
だから自分の娘にもひどいことをたくさんしました。
それが叱り方として当たり前だと思っていたのです。

人は育てられたように育ち、
育てられたように自分の子どもを育てます。
でも正しいことではないと気がついたら、
どこかで直していかないと無限ループになってしまいます。

私もアトリエに通ってくれる賢母たちを見ていて、
途中で気がついて接し方を変えたのです。
怒られなくなった子どもは安心して自分を出し、
愛や理性を育てるようになります。」

?:「ちょっと待って。
安心して自分を出されても怖いんですけど。」

T:「実験の全てが人に対してではなく、
力の入れ具合を試せるものがたくさんあるでしょう?
エネルギーの強いお子さんは、
それを発散できる遊びが大好きです。
アスレチック・綱引き・お相撲・チャンバラごっこ、
腕相撲・家の中や周りをただぐるぐる回るとか。」

?:「自分の力の入れ具合が試せて、
有り余るエネルギーを楽しく発散できれば良いのね。」

T:「おっしゃる通りです。
思いっきりボールを投げる・蹴るとかでも、
穴掘り・木登りとかでも良いんです。

一見無駄のように見えて筋肉を使い、
力の入れ具合もわかり反射神経や瞬発力が鍛えられることです。
高いところでバランスをとるとか自分の体重を支えるとか。
大声が出せてへとへとになってバタンと寝てしまうような、
エネルギーを発散できる遊びがオススメです。」

?:「私の体力がないから、付き合いきれないんですけど。」

T:「そうですね、よくわかります。
この才能のエネルギーはとても強いですから。
本当は同じ素質を持つ子ども同士で、
徒党を組んで飛び回るのが一番良いんです。
新しい遊びも生み出しますし、
集団のコミュニケーションも覚えますから。
でもそんな事が難しい時代になってしまいましたね。
遊びっぱなしでも怒られない野原も無くなってしまいました。

そんな時は習い事で武道や器械体操とか太鼓や踊りも良いです。
子どもに流行りのボルダリングやゴルフはどうですか?
ペットのワンちゃんとかけっこも楽しいですよ。

湖を自転車で一周するとかも、
四季の変化が感じられて素晴らしいことです。
隣町まで歩いて探検とかも良いですよ。
連れて行くのではなくお子さんに連れて行ってもらうのです。」

?:「どうやってエネルギーを発散し、
体力や筋肉や反射神経や瞬発力をつけるかは、
親の工夫次第なのね。」

T:「ぜひお子さんが喜ぶ事で考えてあげて下さい。
自分で選んで楽しむ感覚が大切なのです。
苦手なことを無理やりさせないように気をつけて。

私の工作&お絵かき教室でおすすめするのなら、
ペインティングナイフを使って描く油絵やアクリルの絵です。
外に模造紙を貼って絵の具を飛ばす、
現代アートもテンションが上がります。
金槌で棒に釘をいっぱい打って作る、
ヒトデやハリネズミとか迷路も良いですね。
ダンボールで大きなおうちを作るのも達成感があります。
新聞紙を丸めてゴムをつけて、
蹴ったり動かしたりするボールも楽しいです。
あと写生会という名目で公園や動物園に行き、
お絵かきもそこそこにみんなで飛び回ります。
この何でもない事がとても良いのです。」

?:「運動だけじゃなくて、
いろんな分野でエネルギッシュなものってことなのね。
例えば料理なら炎を使うバーベキューとか。」

T:「理解が早い!すごいです。
この才能を持つお子さんは炎のように激しいので、
お母さんも大変なことが多いのです。
けれどエネルギーの発散の仕方を教えて、
感情を理性でコントロールできるように愛情を持って指導します。
そうするとお子さんは頑張りたいものに情熱を燃やします。
自分の力を使って人の幸せのために、
何かをしようと思える正義感の強い大人に育ちます。」

?:「それはとても素適なことね。
ちょっと頑張って、いろいろ挑戦してみようかな?
今まで叱ってごめんね。と子どもに謝りたいと思います。
イツキちゃん、ありがとう。」

T:「こちらこそ聞いてくださってありがとうございます。
お子さんが心身ともにそばにいてくれるのは、
高学年になるまでの10年くらいであっという間です。
限られた時間を楽しく、
たくさんの実験や失敗を積み重ねながらご一緒に過ごして下さいね。」

〜叱らないで!その短所、お子さんの才能です〜

第1回「乱暴で激しいのは、正義感と情熱の才能の芽」を、
最後までお読み頂き、ありがとうございます!

乱暴で激しくて迷惑なことばかりしてしまうお子さんを、
正しい振る舞いができるように一生懸命に叱ってきたお母様。
優しくて良い子になるようにと、
叱らない方が良い訳をお分かり頂けたでしょうか?

このコラムでは叱らなければいけないと思っている短所の多くが、
どんな才能に成長するかをお話しさせていただきます。
次回はわがままで自己中な言動をするお子さんの才能です。

ついついイラついたりムカついたりして怒ってしまうような、
お子さんの問題行動や直らない癖。
そんな短所に困っているお母様は、
「これってどんな才能なの?」と質問してくださると嬉しいです。
出来るだけ状況を詳しくお書きくださいね。

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

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