助産師に謝罪したい…ヤンキーママ出産の思い出 by 鈴木セリーナ
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鈴木セリーナと申します。
見に来ていただけて嬉しいです。
17歳で妊娠、18歳で息子を出産、離婚、再婚―――あれ、あれ?
を繰り返していたら、いつの間にか息子は16歳になっていました。
最近は、人の子を見ては、“あ~こんなことあったんだっけ?”とか思う一方、息子が小さい頃は、ただ忙しく、私もまだ若く、余裕も無かったので、息子を見てなかったんだということに気付き、後悔したり(笑)
ひょんなことから、こちらで連載させていただくお話をいただき、息子との思い出を綴ることになりました。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
前回
というタイトルで、ヤンキー妊婦だった当時の私のマタニティファッションを振り返りました。
妊娠後期まで、今にもパンツが見えそうなギャル服を着ていた私にもついに、出産の時が訪れます。
ヤンキー妊婦の出産
“いきなり破水とかしたら、どうしたらいいかわからないし怖いし…”
そう考えた私は、産婦人科の定期検診で、「この日って決めて産むことはできないの?」と相談してしてみました。
すると意外にも「陣痛促進剤というのを使って、計画的に出産することができるよ。」という答えが返ってきたので、“お金も無い中での出産なので、早く仕事復帰したい。いつ陣痛が来るかなとワクワクドキドキしている余裕もない”という事情もあり、即断即決で陣痛促進剤による陣痛を起こすことに。
そして訪れた陣痛促進剤投与日=出産当日
内診の結果、異常無しだったので早速個室に移され、陣痛促進剤を投与。
30分ほどで生理痛のような痛みが来ましたが、そこから8時間ほどは、“生理痛のような痛み→2~3分でおさまる”の繰り返し。余裕でした。
当時の夫とくだらない話しをしたり、“陣痛ってこんなにラクなもん?
これなら何人でも産めるんじゃね?ドキュメンタリーとかで見る、めっちゃ苦しそうなあれは演技なんだな“くらいで思っていました。
いよいよ陣痛がやってきた!
9時間が経過し看護師が部屋へやってきて、「まだ子宮口が開かないので先生が処置しますね。」と言うので、「はいは~い。」と、“最後の余裕”の返事をしたことを今でも覚えています。
先生がやってきて、例の処置なるものをした直後、ビッシャーという音と共に破水し、冷や汗がダラダラ出るほどの陣痛が来ました。
※次ページに続きます。
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