マタニティブルーを経験したからこそ気づけたこと【妊娠中長いマタニティブルーで苦しんだ話④】 by 弓家キョウコ
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それは「ひとりじゃなくて安心」だということでもあるし、
「相手も不安だから思いやりたい」という気持ち。
妊娠してなかったら、こんな気持ちは知ることができなかったかもしれません。
そう思うと、とても幸せな気持ちになれました。
妊娠前想像していた、すべてがオールハッピーなお花畑妊婦とは違うけど、
妊婦として確かな幸せを感じた瞬間でした。
もちろん、そう簡単に不安を拭えるわけではないけれど…
「私はなんでこうなんだろう」とか
「こんなんじゃ母親としてやっていけないかもしれない」
とか、
私は頭ごなしに自分を否定してしまっていました。
ですが、「不安なのはひとりじゃないんだな」
「夫は夫で不安なんだな」と知ったことで
少しだけ強くなろうと思えました。
強くなるということは、不安を感じないことではなく、不安な自分を否定しないことです。
不安になるのはもうどうしたってしょうがない、ホルモンがそうさせているんだから!
じゃあ、今はそんな私とゆっくりしていよう。
そう思えました。
何もしてないように見えても、
だらっとしているように見えても、
今世界でただひとり、自分しかできないすっごいことをしてる。
それにちょっとだけ気づけた、マタニティーブルー。
つらかったけど、私には必要な出来事だったのかもしれません。
これでマタニティーブルーで苦しんだ話は終わりになりますが、
今本当に言えるのは、「もう本当心ゆくまでだらだらしておけ〜泣」ということです。笑
今これを読んでくださっている妊婦さん、堂々とだらだらしてください…!
それでは4話にわたり、お読みくださりありがとうございました。
◆今までのお話
~妊娠中長いマタニティブルーで苦しんだ話~
★第1話 お花畑妊婦から一転!ただ1人、部屋で泣く毎日?!
★第2話 母からの衝撃の一言!つわりで辛かった私に母は…
★第3話 つわりで家事も何もできない私を見て夫が言ったこととは
作者:弓家キョウコさん
インスタグラム kyoko_yuge
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。