保護者の影響でコロナいじめをしていた小3男子。先生が母親に連絡すると…【あなたの周りにはありませんか?コロナいじめ③】 by あこ
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あなたの周りにはありませんか?コロナいじめ③
前回のあらすじ
鼻炎持ちのK太君は小学三年生。
ある日、学校で鼻水が止まらなくなってしまい、早退してPCR検査を受けますが…
結果は陰性。
お母さんと共にホッとしました。
翌日は症状も落ち着いたので学校に行くと、いじめっ子G男君に
「コロ太」とあだ名をつけられ、はやし立てられてしまいます。
K太君の様子がおかしい事に気が付いたお母さんは、
すぐに学校で何があったか聞きました。
するとK太君は泣き出してしまい─
今までのお話はこちらから⇒【あなたの周りにはありませんか?コロナいじめ】
G男君にからかわれて「コロ太」とあだ名を付けられた事、
どんなに言っても陰性と信じてもらえなかった事、
クラスメイト達に笑われた事─
K太君は学校で起きた事を全て話しました。
子供と言えど
やってはいけない事や、言ってはいけない言葉が
あると思います。
特にK太君は、自分の名前をもじって笑われた事に
深く傷付いたそうです。
もちろん悪意をもって名字や名前をイジられるのは、誰だって嫌だと思います。
K太君のお母さんはそれを聞いて、すぐに学校に電話をかけました。
担任の先生に事情を説明しました。
幸いK太君の担任の先生は、話をよく聞いてくれるベテラン先生でした。
すぐに事態の重要さを理解し、G男君との個別面談の時間を取る事にしてくれましたが─
担任の先生とG男君の面談の日。
「今は世界中でコロナに苦しんでいる人がいる」
「誰がいつなってもおかしくない状況なのだから、
咳をしたりコロナになったり、そんな理由でいじめをすることは絶対に駄目」
先生はG男君にそう言って聞かせました。
小学三年生は、そういった事は十分理解できる年齢だと思います。
しかしG男君の返事は─
※次ページに続きます。
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