中学で経験したいじめを振り返って思うこと。今、娘が小学生になり“悪意”に触れることが増えてきて…【悪意と無関心に囲まれた日々㉒~最終話~】 by ちくまサラ
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ちくまサラと申します。
今までのお話
過去の自分の黒歴史を知り、「嫌われるようなことをしていたのかもしれない」と自責の念にかられていると
ナミちゃんが一言
「だからといって、いじめはやっちゃダメだよね」
その言葉に、ハッとしました。
当時は一番最初に、私をグループから外した2人に手紙で理由を聞きました。(2話参照)
「もし私に嫌なところがあるなら直すから言ってほしい」と。
でも返事は「無視してないし、悪いところなんてないよ!」でした。
勇気を出して対面で聞いた時も無言(14話参照)で、結局原因はわかりませんでした。
関わりたくないほど嫌いなら、仕方なかったのかもしれない。
でも、私の手紙を回し読みしたり、扉の隙間から監視する行為は絶対におかしい。
それに、本当に関わりたくないほど嫌いなら、冬休み明けにふわっといじめが終わり、普通に戻ってたことについてもおかしいなと思います。
当時、女子たちのグループは陰口と分裂を繰り返していました。(1話参照)
少しの気に入らない部分を皆で陰口言って、悪意を膨らませ、いじめに発展させる。
そういう時期だったのかもしれません。
ナミちゃんもナミちゃんなりに反省点があったようですが、私にとっては本当に救世主でした。
ナミちゃんが居なかったら、学校にも家にも居場所がなかった。今の私があるのはナミちゃんのおかげです。
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