家庭内のピリピリした雰囲気から形成されていった不安感【めいの妙な癖!育つ環境は癖を作る②】 by めい

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皆さんこんにちは!さて前回の続きです。

指いじりの癖があるのは、育った家庭環境に原因があるのでは?と感じている私。

そう感じた理由を幼少期まで遡ってお伝えして行こうと思います。

 

【時は何十年も遡り、めい1歳の頃】

まさかと思われるかもしれませんが、この世に生まれて1年で私の指への執着は始まります。

念のためお伝えしておきますが、この症状はあくまで【私の場合】です。
この時期のお子さんで同じような症状が起きていても、心配するような事ではないケースの方が多いと思います。
ただただ何となく指をいじる子も沢山いますので、私のケースと重ねず読んで頂けると幸いです。

私は父と母の2人目の子供として生まれました。

根っからのヤンチャっ子の兄がいて、兄に比べると女の子とはこんなにも楽か!?と思う程、当時の私は育てやすかったようです。

 

◆トイレトレーニングのプレッシャー

私が1歳半になった頃、今で言うトイレトレーニング無しにトイレでの排泄に成功。兄はまだ成功していませんでした。
それを見ていた祖母は母にプレッシャーを掛け、母は兄にプレッシャーを掛けます。
今でこそオムツ外れはゆっくり焦せらせず本人のやる気を尊重するという風潮になっていますが、当時は3歳過ぎてオムツが外れていないのは、
世間的にも恥ずかしい事だったようです。特に私の生まれ故郷は田舎なので、そういった風潮が強かったのかもしれません。

3歳と1歳の目の前で、母親に暴言を吐く祖母。
余裕がなくなり子供への言葉がきつくなる母。
自分は祖母や母から怒られるのに、なぜ妹は怒られないのだろう?と不満に思う兄。
兄は怒られない私をズルイと感じたのか、親のいない所で私に蹴る殴るの意地悪をするようになっていました。

「妹といじめる兄」という言葉だけだと酷い事をしているように見えますが、兄は兄で誰も褒めてくれず怒られてばかりだったので
ストレスのはけ口が私しか居なかったのだと思います。兄も可哀想な立場だったのです。

大人から見た私はまだ1歳で、例え祖母が暴言を吐いていようが家の雰囲気がピリピリしようが兄に意地悪をされようが、まだ何も分からないだろうと思われていたと思います。

ですが、既にこの時から私の中にはしっかり「不安感」が形成されていたんじゃないかなという癖が出始めます。

 

【やめられなかった癖】

その癖とは指吸い。
右手の人差し指と中指を一緒に吸い左手は耳たぶを触る、というなかなか珍しい癖が始まりました(耳たぶは他人の物でも可で、特に母方の祖父の耳たぶが一番のお気に入りでした。←拘り。。)。

この癖にかなりの執着があった私は、毎日暇さえあれば指を口に入れてたそうで、母が注意しても注意しても止める事をしなかったそうです。
当時の私はとても聞き分けが良い子だったそうですが、そういう印象の中でもこの癖を止めることはせず、ずっと湿り続けた中指と人差し指の爪はふやけ、ついには剥がれてしまいます(!)

爪が剥がれた事で、さすがに指吸い対策に本腰を入れた母。
試行錯誤し数ヶ月は癖が出る事はなかったそうですが、暫くすると再発。
この指吸いに終止符が打たれたのは、この時から数年も経った5歳の時でした。
(人差し指と中指に巻かれた絆創膏にもの凄い不味い何かを塗られ止めました。アレは不味かった。。)

親側からすると「いつまでも指を吸っているのはみっともないし、爪が剥がれてしまうのは本人も痛く辛かっただろうし、癖がなくなってくれて本当に良かった」と思った事でしょう。
でもこの癖の原因であろう【家庭内がピリピリしている】状態は続いていたので、無意識のうちに不安は募り、それが後に指いじりに繋がったのかな?と思っています。

 

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