妻からは無言で凄まれ悲哀を思い知った一日…「子連れ一文無しの悲哀⑪」

   

カラスヤサトシ先生「オレは子をみて育とうと思う」絶賛連載中!

カギを忘れた自分を見る妻の目が怖い。
家のカギも携帯も財布すら忘れた父子ふたり。
ついにカギを持つ妻と出会えた。

前回のお話はコチラ⇒子連れでカギ財布携帯を忘れたオレを見る妻の目が怖い…「子連れ一文無しの悲哀⑩」

パパ「でも、今日いちばんえらかったのはりーちゃん(娘)だねー。泣かなかったもんねー。」

りーちゃん「うん!」

妻「・・・。」

パパ「(うー、なんだその目は、妻よ・・・)なんだ?結果的に何事もなかったんだからいいだろもう!」

妻「あったっつーの!仕事に差障ってクソ迷惑だったんだよ。」

パパ「ああ・・・ごめん・・・。」

りーちゃん「あれ、もーいっかいのりたい!」

妻「ダメ!もーおそいよ。帰るよ!」

義母「まーまー、今日はしかたないでしょ。2人で乗ってきなさい。はい!」

パパ「あっ、ありがとうございます!」

妻「・・・。」

子連れ一文無しの悲哀を思い知った初夏の一日。


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