やってよかったと思える『子供の気持ちの育て方』【言葉の遅れとやり直し育児⑩】 by きたぷりん

   

言葉の遅れとやり直し育児の続きです。

今回は気持ちを育てることでよかったことを書こうと思います。

言葉が遅く表情が乏しかった次男、おしゃべりではないものの成長と共に言葉はだいぶ増えてきました。

でも…それでもずっと気になるのは

次男は、喜怒哀楽でいえば

喜と楽が少ないということ!

 

【子供の気持ちを育てる方法】

もともと気持ちを伝えるのが苦手だし、あまり表現しないし

だからか泣いたり怒ったりがとても際立って目立っている…。

きっと本人だってそうなりたい訳じゃないはずだけど、

なんだかうまくいかない。

今日は泣かない日だったと思っても、怪我が多いタイプで

やっぱり結局どこかぶつけて泣いているし。

 

もっと毎日嬉しいとか楽しいって思って1日を終えて欲しい。

そして人と関わる楽しさをもっと知って欲しい。

なんなら思いやりもたくさん持って欲しい…。

未来を待ち遠しく感じて欲しい…。

(親とは欲張りなものです)

 

そんなわけでいろいろ考えて実行していました。

今でも覚えているのは、

①声かけ

口ぐせで性格は変えられるということをよく伝えてました。

この連載の⑧に写真が載っている本が参考です)

 

②スクラップブッキング

次男の当時数少ない笑顔の写真を集めてスクラップブッキングを作り、毎日目につく場所に飾っていました(今でも飾ってます)。

 

これね、すごくいい。

毎日、本人も家族も見るうちに、次男のイメージが笑顔に変わっていきます。

他にも、100個の願い事を次男と私で書いていったり…

そこから辿り着いた事、そして今でもやって良かったと思ってる事、

 

それは…

③家族の誕生日を盛大に祝う!

とっても普通のことのようですが、我が家の誕生会はアイデアの発表の場にもなっていました。

 

元々は、誕生会のご飯が待ち遠しい弟妹の間を持たせるために

長男が得意のクイズで楽しませたのが始まりだったと思います。

みんなそれがとても気に入って、次の誕生日から毎回お楽しみな企画が入るようになったのです。


【お楽しみの企画とは】

具体的に次男が(というか子供たちが)どんなことをしたかというと・・・

小さい頃は、あっと驚く飾り付けの手伝いや司会。

成長するにつれ、企画から実行までその時に出来る事を。

低学年のうちは次男の企画はまだなかったので、司会をしてもらってました。

絶対他所ではできない事でも、家族の前なら司会だって経験できます。

 

そしてそのうちにみんなが楽しむ為に自分ができることを

基本はお金をかけず、アイデア勝負!

クイズでもゲームでも手品でもみんなが持ち寄って

その日1日は誕生日の人の笑顔の為に、思いっきり祝う。

もちろん、思った通りにいかないこともあります。

例えば、次男があげたプレゼントを相手が喜んでもらえてないと悔しがった年もありました。

そんな事もひっくるめて年々次男が成長していくのがわかるイベントでした。

 

そんな誕生会は子供達が段々とバイトや受験で予定が合わなくなるまで

続けていました。

 

【今でも子供たちは…】

お互いの誕生日はプレゼントを贈り合っています。

それは、あの頃の気持ちをみんなが大切にしているからだと思います。

誰かの笑顔の為に、その時自分のできることを…。

 

 

なんとかやり直せるだろうか…と思いながら、私がやった事は大体こんな感じでした。

次回、私の感想というか思うことを書いていきたいと思います。

もうしばらくお付き合いくださると嬉しいです。

つづく…

↓これまでの話です

上の子優先の生活をしていたら…下の子の表情が乏しい、言葉が遅い?!【言葉の遅れとやり直し育児①】

息子は色が分からない?!育児のやり直しを決心した出来事【言葉の遅れとやり直し育児②】

場所見知り・人見知りが激しい息子の幼稚園選び【言葉の遅れとやり直し育児③】

次男の英語教室。耐えられなくなった先生の言葉【言葉の遅れとやり直し育児④】

障害があるのでは?健診で息子の事を相談すると…?!「言葉の遅れとやり直し育児⑤」

対人関係が苦手な息子の為に長く続けたこと【言葉の遅れとやり直し育児⑥】

自分では本を読まなかった次男。“ある本”がきっかけで…?!【言葉の遅れとやり直し育児7】

「幼稚園の活動に参加しない息子のために家で始めたこと【言葉の遅れとやり直し育児⑧】

小学校に入ってから始めた3つの家庭学習法【言葉の遅れとやり直し育児⑨】

 


作者:きたぷりんさん
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